半導体銘柄に売り　陰で中国新興企業DeepSeekによるAI開発が影響

今日の日経平均は午前中230円程下げたが、TOPIXは13.6P上昇している。
日経平均が下げた要因は、半導体銘柄が集中的に売られているからだ。
特にソフトバンクＧが6.3%下げている。最近アメリカまで行って78兆円のAＩ開発を
ぶち上げて来た孫さんに予期しないネガティブ要因が出て来たためだ。
中国の新興企業(DeepSeek)が開発したAIオープンソースモデルが、従来よりより簡単に
低コストでAI開発が可能とのニュースが飛び込んで来て、、世界中がこの情報で過敏に
反応しているためです。
オープンソースだから誰でも利用出来てなおかつ自由にカスタマイズ可能なので、コストパフォーマンス
は非常に良いだろうとの思惑です。
ただ中国の企業が開発したものだから、西側諸国はどこも使わないだろうと推測しますが
これが起点となって、この中国企業のような会社が今後世界中から出て来る可能性は
無きにしも非ずです。
この騒動も直ぐにおさまるのか分かりませんが、絶えず株式投資はリスクが潜んでいるという事です。
これで日米欧、インド、韓国辺りからも新たなAI開発の新興企業が出てくれば、AI開発は一部の独占的企業に頼らず、より加速度を増して開発が進むと思われる。
これはエヌビディアやオープンAI、マイクロソフト、Google、ソフトバンクGなどの先行した企業には
ダメージはあるだろう。だから半導体銘柄の全体が下げているという事に繋がる。