日経平均735円高の39250円だが、今まで下がっていた分の1/3程度の反発

日経平均735円高の39250円だが、今までの下落分の1/3程上昇したに過ぎない。
中間決算が11月中旬に終わり、その結果は、日経平均EPSが2465円程度となった。
PER15倍とすると、約37000円
PER16倍まで買われるとすれば39440円　まあこの辺まで買われたって全く不思議ではない。(今日時点)
年末の掉尾の一振があれば、PER16.5倍として40700円まであっても何も不思議ではない。
ここの所の相場の低迷は、半期決算前半の企業業績が予想以上に悪かったためと言えるが
後半の銀行、金融関連の企業の業績が非常に良くて、結局はトータルすれば前期の利益を上回る
形となった。その数値がEPS2465円という事になる。
アメリカのPERは20倍を超えています。何故か？　PERは成長率が高いとドンドン買われてPERも高くなるのです。
日本は長年成長が止まっているかに見えるので、PERは15倍程度までしか買われないのである。
此の所のインフレで日本が変わると見た世界の投資家が、今年前半みたいに再びやって来るのか？
これは来年の春闘に掛かっているとも言える。
今年みたいに賃上げが5%以上で決着すれば、再び日経平均42000円奪回も見えて来るだろう。