- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 嫌がらせを受けていたのでコメント返しませんが それでもいいという方仲良くしてください...
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異国探訪~第3章
2024年11月06日 08:14
続きです
そこそこ飲んだとはいえ、目覚めは早いイチゴ
5時には起床です
朝食の約束は7時だし、まだ早いから
外でもプラついてみるかぁ~
と、早速着替え外に出る私
異国での朝は、けっこう好きです
まだ町全体が目覚めてる感じではなく
雑草を集めるおじさんや、犬を散歩させる女性がいるくらい
イチゴ「ドブロユートロ!」(おはようの意味)
おじさん「ああ、おはよ・・・おお!?昨日のイチゴではないか!おはよう、アリマシュの朝はどうだ?
売りになるものは無いが、さわやかな朝と澄んだ空気だけは最高だぞ」
と、昨日レストランで一緒に楽しんだうちのおじさんでした
イチゴ「今日はお仕事で書類を届けるの。お客さんとは10時に約束してるの」
おじさん「そうか。朝食は食べたか?まだならうちで食べていくといい」
イチゴ「昨日のヴィゴのコテージで朝食を注文してるから大丈夫、ありがとう」
おじさん「そうか。だったら、少し待っていなさい」
そう言って、持ってきてくれたのはイチジクのドライフルーツ
おじさん「ここらじゃ、庭先にみんな木を植えていてな。乾燥させて保存食としていた歴史もある。
何よりうまいし、美容にもいいぞ」
イチゴ「ありがとう!あとで美味しくいただくね」
他にもドライフルーツはたくさんあるようで
観光のお土産として売ってるところもあるようです
少し歩くと、昨日のレストランが見え
奥には教会のような建物がありました(鐘がある=教会だと思ってる)
ドアは開かれていて、誰でも入れる状態
私も中に入り、土地の神様(日本的考え)にご挨拶
キリシタンではないですが、手慣れた手つきで十字をきり
祈りを捧げます
しばらくすると、誰かがドアから入ってきて
さっきとは別のおじさんB「イチゴじゃないか!君も神に祈りを捧げに来たのか?」
イチゴ「おはよう。早く起きたから散歩してる。で、ここを見つけたからお祈りをね」
おじさんB「それはいい心がけだ」
昨日のレストランで会った人たちは、どうやら生粋の町人(まちびと)のようで
どこに行っても出くわします
おじさんB「この先に行ってみるといい。川が流れていてな、水も汚くはない。
子どもの頃はよく水遊びをしたものだ」
イチゴ「わかった、行ってみるね」
言われた先に向かって歩みを進め、2~3分
開けた場所に、一面の芝生と広い川が現れました
おばさん「あら珍しい。ここに観光で来たの?」
そう声をかけてきたのは、すぐ横の家から出てきた女性
イチゴ「おはよう。昨日からクロアチアに仕事で来てるの。
今日は早く目が覚めたから、朝の散歩をしてる」
おばさん「あら、それは健康的ね。その川の向こうはセルビアよ。外国。
つまりここは国境近くってことになるわね。そうは言っても、子どもの頃からずっとこの町で暮らしてるから、あまり”川の向こうは外国”って感じがしないけど」
イチゴ「向こうはクロアチアじゃないの?」
おばさん「セルビアよ。昔は内戦から逃げてきた兵隊が川を泳いでここまで来たこともあるわ」
日本で暮らしていたり、イギリスで暮らしていると
どうしても”外国=海の向こう”と考えますが
ここはユーラシア大陸
川の向こうが外国、山を越えたら外国
なんてことは、普通です
しばらく女性とお話をして、川を眺め
コテージへ戻って再びのんびり
外国でも、色んな国があって
フレンドリーに話してくれる人たちや、逆に見向きもしない人たちなど
色んな国、文化、習慣があるのだなぁ、と
少しだけこの国を含めた、”外国”というものを学べた気がしました
もうちょっと続きます
このウラログへのコメント
おはようございます
イチジクのドライフルーツ、美味いですよね。
生にはない濃縮された感じが。
Dobro jutro.(^^)v
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