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フェティシズムについて
2024年01月30日 01:11
二〇十三年二月三日
まっしぐらに対象に到達するのではなく、迂回路をたどることによって対象に到達する。このフェティシズムの定義は妥当だと思う。
男は、女性器のイメージを頭に想い描けなければ性交できない。通常は、このイメージに向けての行為の結果が性交として実現する。だが、フェティシズムは、そうではない。
女性器のイメージに向けてまっしぐらに進みたいのだが、イメージの喚起力が低い、あるいは全く喚起できない。そこで、靴、靴下、下着、なんでもいいのだが、物を媒介にして女性器のイメージを喚起させようとするのだ。ところが、頭の中のそのイメージは生身の女の身体を見ることによって喚起してはいない。見る対象は、靴であり、靴下であり、下着でありといった物だ。ここでわかることは、彼の女性器のイメージを実際の女性器に重ねることができれば、性交は可能だが、彼の女性器のイメージが大きく変容を受け、実際の女性器に重ねることができなければ性交は不能だということだ。
具体的に言おう。彼は彼女と性交したい。でも、生身の女の身体を目の前にしても勃起しないのだ。なんとしてでも性交したい彼は、彼女が身に付けていた物によってならば勃起することを知る。そこで、物を媒介にして勃起した彼は、彼女との性交につき進むのだが、実際の女性器がイメージからあまりにかけ離れているので勃起しない。彼は彼女と性交することを断念する。それでも、男の性行為は射精によってしか完結しないから、この完結に向けて、彼は女性器のイメージを喚起させた物に向かって射精し、性行為を完結する。
マルクスは資本論で、人間がつくった貨幣という物を人間より上位に置き、貨幣という物に支配される経済現象をフェティシズムと呼んだ。このマルクスの定義も、また、生身の女よりも物を上位に置き、物に支配される病理の定義として現在性があると思う。




このウラログへのコメント
神秘的ですね
人間のこころの大きな部分は無意識の領域です。こころは暗黒の大陸なのです。神秘的であり、不可思議な世界です。脳科学という経験科学でもごくわずかしか解明できてないです。その見解を解明と呼ぶなら、ですが。
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