テクを超えて

超絶フェラテクの持ち主だったその方は
「元カレが遅漏だったから…」と言ってました。
早く満足させるために訓練したんでしょうね。

確かに彼女の口技は気持ちよかったのだけど
それよりもっと嬉しかったのは
「男の人の…初めて…」という方のフェラでした。

50代だったその方は早くに離婚していて
その後の長期間のレスであの部分が硬くなり
痛みのために挿入が出来ませんでした。

そのため「一線は越えない」前提。
一緒に貸し切り温泉に入ったりキスしたり、
彼女の手が私の股間に伸びてきたり、
とまあ、その程度のお付き合いでしたから
彼女が私のモノを咥えてくれたときは
喜びと同時に驚きや申し訳なさがあったのも事実です。

彼女のフェラはただ咥えるだけで
舌も使わない、舐めたり、しゃぶったりもない
ぎごちない動きでしたが
二度、三度と逢瀬を重ねるにしたがって
少しずついろいろなテクを見せるようになりました。

してもらうだけで幸せだった私は
「ああして、こうして」とは言いませんでしたが
「ネットを見て勉強してる」という
彼女のテクは確実に上達していきました。

あるとき彼女に聞きました。
「男の人の…するのって…本当は嫌じゃない？」

「好きな人のだから…」
彼女の言葉はどんなテクよりもヤバかったです。