最強の避妊法

童貞卒業の時のセックスは
逆夜這いみたいな形で始まったから
当然、避妊の用意などなく
ギリギリのところでのいわゆるバッキョホウ。
我ながら偉かったと思う。

それでも「若気の至り」というのはあるもので
次に付き合った彼女とのセックスで
無防備のまま快楽に負けた一夜があり
案の定、数日後に「まだ来ない…」とその彼女から。
しばらくは生きた心地がしませんでしたね。
まだ互いに学生だったんですから。
結局、遅れていただけだったのですが
それ以来、ノースキン、ノーインサート（避妊なければ挿入なし）。

もちろんデジやらなんやらで知り合った方たちとも
それだけはかたくなに守ってきたし、
何なら避妊具を着けても射精はしない、
ということもしばしばでした。

私はそれで充分満足だっったんだけど
そのころ付き合っていた過去イチの彼女は
自分だけが楽しんだことが申し訳なかったのでしょう、
まだ硬いままの私のものを咥えてくれました。
もう相当我慢してたから、すぐに快感はやってきます。
「逝きそう、、もう離していいよ、、」といっても
彼女は黙って首を横に振ります。
「、、、出して、、、いいの？」

人生で２度目か３度目の口内発射でした。
さらに足元の彼女を抱え上げても
口の中の液体を出そうとしません。
「飲んで、、くれたの、、、？」

はにかむ彼女。
思わず「ありがとう」という言葉が
私の口をついて出てきました、とさ。