スカッとジャパン

金曜日、例のお局Oさんが
いきなり立ち上がって大きな声で

「まるさん、何か私に言い忘れてることない？」

私はすぐにOさんのところへ

「ラベルのことですか？」



うちの会社は
ある倉庫会社に大量の書類を預けている

Oさんがその会社から
7箱ほど出す手続きを私がした

とはいえ、この仕事は私だけではなくて
Aさんの仕事でもある

ただ、Aさんはあまり得意では無い
データの作成やメールのやり取りが

だから、私がお休みの時以外は
私が一手に引き受けている
でも、基本は2人の仕事



箱が届いた時、Aさんが対応した
そしてOさんがAさんに
「破損してるから新しい箱3つ欲しいんだけど」
と言ってるのが聞こえた

箱を新しくするということは
そこに貼るラベルシールを発行することになるので

Aさんに
「新しいラベルが必要になりますが
何か言われましたか」
と聞いたら

「あっちから何か言ってくるんじゃない？
分かってるだろうから」
とそっけない

そして、そのままAさんは早退した



その後に、いきなりの

「まるさん、何か私に言い忘れてることない？」
だった

私は
「ラベルのことですか？」

「そう、破損してるって分かってるのに
何で何も言ってこないのよ

これ、あなたの仕事でしょ？」

破損は確かに1箱と書いてあったけれど
箱を3つ替えたことは
Oさんから直接何にも言われてない

そもそも自分から
どの番号の箱のラベルが欲しいと言うべきかと

カッチーーーーンときたので

「Aさんと私の仕事です」
と言い返した

そもそも、ダンボールをAさんにお願いしといて
何でラベル出してって言わないの？と思った

そして

「Aさん居ないし
あなたが作ってくれるんだよね」

「わかりました」

私はものの数分でラベルを作成して

「Oさん、今よろしいですか？
こちらラベルです」
と、渡した

Oさんは、えっもう？という表情

私はしてやったり



実は、そういう展開になるのではと予想していた

だから予め
倉庫会社にログインして
7箱とも対応できるように
全てのデータを保存しておいたのです

それが功を奏しました


Aさんは、ラベル作成が苦手
何回か教えてあげたのに

倉庫会社のホームページにログインした後
どこからラベルを作成したら良いか今だに分かってない

だから、自分からOさんに
ラベルの話はしなかったのかも

Aさん、都合の悪いことは
知らんぷりしたり
放置することが最近分かってきた

それに、平気で嘘をつくことも

そういう時は
絶対目を合わせない

わっかりやすーい　笑


Oさんの口撃に対する免疫が
すっかりついたみたい

もう、何言われても動じません
あと2ヶ月半ですし


それにしても気持ち良かった！
「スカッとジャパン」で本人役で出たいかも　笑