- 名前
- シュージ☆
- 性別
- ♂
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- まずはログを読んでみてください 今は続きもののお話を書いています。 あと数回で完結予...
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孤独の淵から(10)
2022年12月10日 22:11
前回からの続き
ひまわり会の活動でF君と楽しく遊んだ後、体育館のロビーで先輩ボランティアの女性Rさんに声をかけられた。
「すっごく楽しそうだったね。あんなに楽しそうなF君は初めて見たよ」
「あ、ありがとうございます。なんか、うまくいきましたね」
それから、どちらともなく、じゃあお茶でも、という流れになり、近くのファミレスでお茶することになった。
Rさんの向かいの席に座って、ドリンクバーで入れた飲み物を2人で飲む。僕は少し緊張していたが、Rさんがニコニコと笑顔で話をつなげてくれたので、スムーズに会話が運んだ。
その日は1時間ほど、ひまわり会のことなどをしゃべって別れた。
それから、僕のひまわり会に参加する楽しみが2つ増えた。1つはF君と遊ぶこと。もう1つは終わった後にRさんとファミレスでお茶すること。
Rさんは僕の8歳年上の会社員。地元は隣の市で、今はアパートで一人暮らしをしているという。
そして、連絡先を交換して、ひまわり会とは別に2人で会うようになり、数ヶ月後、Rさんが焼いたケーキをご馳走になるという名目でRさんの住むアパートに行くことになった。
つづく
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