- 名前
- ブルーローズ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 千葉
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趣味は読書、無知と夢中
2022年08月11日 00:35
本当に久しぶりに仕事が定時で終わり、回り道をして、書店に行った。
色々見て回ったが、角川文庫の横溝正史の表紙がリニューアルというか、昔のカバーに戻りつつある。
横溝正史と言えば、今でも角川文庫なのだろうか。
僕の少年期の前期は、横溝正史一色でもちろん内容が面白かったのもあるけれど、杉本一文のカバーも魅力の要因だった。
角川春樹が角川書店を追われ、前の角川春樹色を変えようと横溝正史の文庫も全てカバーが一新されたが、最近、どんどん復刻されている。
やはり、横溝正史と杉本一文のイラストは切っても切れないものである。
「悪魔の設計図」という今から思えば、金田一耕助ではなく、由利先生の短編集から横溝正史を読み始めた僕は、それまでのルパン、ホームズ、少年探偵団より面白いと思い、ともかく横溝正史ばかり読んでいた。
幾つかの選択肢から選ぶとか、多くの作家を吟味して読むとかではない。
ともかく横溝正史を読む。
何の知識も思考もなく、ただ次の作品、次の作品へと読んでいく。
あのように無批判に、何の躊躇いもなく一人の作家を読むことは、この先無いだろう。
しかし、そんな瞬間がまた味わえたら幸せだろう。
横溝正史の昔のカバーの復刻は、続いているので、いっそのこと全部元に戻してしまえば良いのに。
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