西武とソフトバンク

西武というかライオンズは元々福岡をホームグランドにしていた事を知っているファンってどれ位いるのだろうか。ソフトバンクというよりホークスが大阪をホーム球場としていました。ライオンズはその当時西鉄ライオンズと言い、ホークスは南海ホークスと言い、西鉄ライオンズと南海ホークスはパリーグの黄金カードでした。西武ライオンズはいまだに九州ファンが多いのはそのためです。南海時代は当然大阪にファンがいましたが、現在ソフトバンクのファンは大阪にはあまりいません。ライオンズの黄金時代は、稲尾中西豊田の西鉄ライオンズ時代と、秋山清原デストラーゼの西武ライオンズ第２期黄金時代がありますが、鮮烈さや豪快さと大逆転という野球の醍醐味と言えば、第一期黄金時代の方がありました。だからいまだに九州ファンが多いのです。きしくもライバルの元本拠地に移ったソフトバンクホークスは、西鉄ライオンズのようなチームと比較すると、どうひいき身に見ても遠く及ばない。西鉄ライオンズには永遠に語り継がれる伝説があるから。その一つを上げると神様仏様稲尾様、それともう一つ上げれば西鉄柏戸フグ料理だ。