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性に目覚めし頃!
2022年02月21日 23:51
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年に一度くらいなんだかこんなテーマで書いている様な気がします。昨年だか一昨年だか、森鴎外先生の『ヰタ・セクスアリス』(ウィタ・セクスアリス)の読後感を書いた時に、似たようなことを書きました。現在読んでいるゲイ・タリーズのドキュメンタリー 『汝の隣人の妻』 の冒頭部分3章目くらいまで読んで、古今東西・人種や宗教が違っても、人間同じ様な体験をしているのだなぁ~と思いつつ、自分自身の過去の記憶をダブらせながら読みふけっている次第です。
『汝の隣人の妻』の 最初に登場するのはシカゴに住む思春期の男性、ハロルド・ルービン。彼の自慰行為の描写から、グラビア女王となるダイアン・ウェバー、そしてフュー・ヘフナー(男性雑誌 PLAYBOY 創刊)へと続いています。すべて実名、事実をもとにしたドキュメンタリーです。
ゲイ・タリーズ というジャーナリストの本は実は2冊目になります。写真右側のなんだか「妖しい」タイトルの本を 2017 年秋に買っていたのでした。経営するモーテルの天井に「のぞき穴」を作って他人のセックスを「観察」記録していたモーテル経営者の手記をもとにしたルポ。半分くらい読んでそのままになっているのを先日発見、少し読み返している時に 『汝の ....』が代表作と知り、図書館で借りました。正直この本が図書館に在るとは思っていなかったのですが .... ありました。社会学としても価値のあるルポなんでしょうね。上下巻あるのでかなりのボリュームです。
ハロルド・ルービンの章を読んでいて、自分自身の思春期のことを鮮明に思い出しました。恥ずかしながら、思い出してみると ちょうど50年前(半世紀)ころに私もそんなヌードグラビアを寝室で内緒で観ていたのでした(笑)。もう半世紀なんですね! よく続いているなぁ~ とも思いました。 そうまだ続いているのですよ!やっていることは思春期の頃と変わりません。ただ、「勢い」はやはり衰えているのでしょうか?「天井に届く」ことはもう無いでしょう! (泣?)
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