僕の人生と記憶 ⑥

南半球にある東南アジアの国へ


着いて到着したホテルの部屋にあった

ウェルカムフルーツ

その中に、タマタマみたいな毛のあるものが･･･

食べ方も分からずに剥いて口に入れると

甘～いライチみたいな味。

これがランブータンだった（笑


現地で外国人の僕らは、ハイソサエティ。

運転手とメイドを2人雇い、

バスルームが3つもある大邸宅暮らし。

妻も家事一切から開放されて

育児に専念出来る。

テニスや乗馬にも通っていたっけ（笑


そして、僕は日本人学校で

中学部で担任をしながら、

小学部の図工と中学部の美術を受け持つ。

教育課程は日本国内と同じ。

現地の学校との交流や社会見学

文化の違いなどを学ばせ、

高校受験で帰国する子供たちは

各都道府県に散らばるので

様々な様式の内申書を書いたりと

とても大変な思いをしたけれど、

なんとから3年間勤めてこられた。


学校の始業は7時半。

だから14時過ぎには授業が終わる。

木曜日は、ゴルフの日と銘打って

15時くらいのスタートで健康作り（笑


現地に着いて1ヶ月ほどは、下痢に苦しむ。

そうやって雑菌に慣れると

赤痢にかかっても自宅療養で治っちゃう（笑


意外と真面目だった僕が

遊ぶようになったのも

日本ではない海外という緩みだったのか。


彼女と出会ったのは、高級会員制のクラブ。

紹介してもらった会員と行ったのが

ホワイトハウスじゃないかと思える豪邸。

そこのリビングのあちらこちらに

応接セットがあって、女性が座っていた。

ざっと見渡すとおよそ10名ほど。

アジア系、白人系など人種も様々。

そこでお気に入りの女性を選ぶ。

といっても、置屋ではない。

純粋にお酒を楽しむところなのである。


東洋人のような顔立ちの美しい女性がいた。

僕はその子のいる席に座った。

話していろいろ聞いてみると、

母親が中国人だという。

よくSNSで、中国や台湾の女性が

動画を流しているが、

皆スタイル抜群である。

人種の特徴なのだろうか？


彼女は日本人のような清楚で美しいフェイス。

そして色白で、胸はツンと上を向いている。

ウェストのクビレと腰の張りのバランス。

ムッチリ太ももで締まった足首。

もう、女性としての理想の身体。

何だかドキドキしていたから、

何を話していたのか（笑


数日経ってから、またクラブへ。

彼女のところに直行して

楽しい時間を過ごす。

日本の男に興味があったらしい。

西洋人は、すぐエッチしない？とか

誘うので嫌いだと言う。

礼儀正しくエチケットをわきまえた

日本人がいいと言う。

何度か通っていたある時、

ダメもとで、外での食事に誘ってみた。


待ち合わせたのは、

マンダリンホテルのレストラン。

真っ白いドレス姿の彼女。

輝いてたなぁ。

食後は、併設のバーでお酒を。


手を繋いで部屋に入ったのも、

自然の流れだったのか。

今でも目を閉じると、

ビーナスのような美しい肢体が

目に浮かぶ。

柔らかな胸、薄めのアンダーヘアー

後ろから見た豊かなヒップと華奢な背中。

過去、肌を重ねた女性の中では一番かな。


何の仕組みは、女性皆一緒だけど

反応の仕方や動きやテクニックは、

人それぞれだけど、

出来ることならば、もう一度出会いたい（笑

2年ほど付き合って、

僕が帰国することになったので

お別れすることに･･･