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11th Kosugi Part 6

2005年10月26日 00:22

狂気の舞台はベッドではなく、その脇の床の上だった。
一応シャギーっぽくよそおっているものの明らかに安物だった。
掃除は繰り返されてるとはいえ、
大勢の愛液を、精液を吸い込み、
時には放尿をも受け止めているかもしれない。
こんな状況ででもなければ、とても全裸でもつれあう気になる
場所ではなかった。
だが、余裕がなかった。
というより、そんなことはどうでもよかった。
お互い汗だくになりながら、
そして唾液愛液を垂らしながら、
上になり下になり、それでも舐めあいをやめなかった。
ベッドとは明らかに違う堅い感触と
ちくちくと肌に刺さる繊維の感覚が
奇妙性感を刺激する。
女もそれは同じと見えて、顔をさらにぶつけるようにして
しがみついて吸い付くのをやめない。
顔はあふれる女の露でびしょびしょになる。
さらりとしてにおいのないその愛液は、
飲み込んでも決して不快ではなかった。
こちらの喉がなったのを聞きつけたのだろう、
「ねえ、呑んで。呑んで。あたしの愛液。」
「呑んでよう。おまんこのおつゆ。」
およそさわやかなイメージにはふさわしくない淫語をわめき
わめくことによって更なる快感を得ようとしている。
こうなると…
次に来るのは、こちらの舌を締め付けてくる、あの力だ。
一度経験しているだけに今度は余裕があった。
締めやすいように舌をまるめて
こちらの顔の上でぱっくりと口を開けた
ピンクおまんこの中に深く差し込む。
やはり
締めつけてきた。
愛液を噴出しながらこちらの舌を締めてきた。
同時にペニスの横にかなりの力で歯を立ててきた。
軽い痛みが閃光のように走る。
だがそれは、同時に鋭い快感をともなう。
舌が占領されているので声が出せないから、
代わりに身体を弓なりにそらせて突き上げるようにする。
避けているのか?
もっとをせがんでいるのか?
あいまいな所作でしかないから、
女はいっそう喜んで
上の口は歯を立てる。
舌の口は舌をひきづりこむ。
お返しに、ワギナを少し強めに咬んだ。
咬んで軽く首を左右に振った。
それまでも、
「いい」
「すごい」
おまんここわれるよう。」
「許して」
などと叫んでいたが
ワギナを咬んだ瞬間から反応が変わった。
「ひっ」という息を呑む音がしたかと思うと
声がしなくなった。
そして、身体がビクビクと震えた。
そして、おまんこを中心に痙攣が走った。
そして、愛液がこちらの顔にどっとふりかかった。
電気!」とだけつぶやいたかと思うと
かろうじて身体を支えていた力が抜けて
全身がこちらの顔におおいかぶさる。
舌をふかく呑み込んだまま
いっそうおまんこがこすりつけられる結果となった。
張り詰めた尻とだぶだぶの愛液とで窒息するのでは…と思ったほどだった。
もちろん、完全に飛んでしまっている。
なのに舌をひきづりこもうとする力は緩まない。
なのにペニスを吸う力もそのままだ。
さすがに咬むのはやめてくれた。
咬みながらイってしまったらけが人が出る…
普段クンニリングスで何度も高みに押し上げても
こちらがフェラチオで果てることはあまりない。
だが、このときは違った。
女が達するのとほぼ同時に、
たまらず、しとどに吐精してしまったのだ。
とても抑えが効かなかった。
不覚だった。
経験がそうはないだろう、若い女性の口内に
どくどくと送り込んでしまったのだから。
もっとも、こちらもたっぷりの愛液を飲み込まされたが…
殆ど悶絶状態だったのが
口の中の異様な感覚で目覚めたのだろう。
まだ、おまんこ痙攣させながらだが
うっすらと目を開けると
異様に切れ長になった瞳をこちらに流しながら
口の周りにあふれた精液
ゆっくりと
べろりと
舐めとるところを
こちらの顔を跨いだよつんばいの形のままで
わざとらしく見せつける。
「いったい、この女を蹂躙した教師はどんな授業をしたんだろうか?」
というのがそのとき浮かんだ思いだった。
かくて、また挿入は先送りとなった。
口唇性交だけでここまで達するのはめったにない。
もう、今日はこれで十分。
男も女もそう思った。
シミだらけになったパンティを身につけながら
女は次の逢瀬をせがんだ。
なんと3日後がいいと言う。
体力のないこちらにとってはいささか酷な要求だが
この快感を逃す手は無い。
かくて淫靡な約束が成立する。
「今度は私服で着てね」と語りかけると
にっこりと微笑みながら駆け去ってゆく姿に
年の差を感じざるを得なかった。

もとより「名器」の存在を信じるほうではなかったが
3日後、再び淫らに狂ったのはこちらのほうかもしれなかった…

(続く)

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