- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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10th Shinjuku Part 4 チャンスはなかなか訪れなかった。
2020年12月10日 23:20
チャンスはなかなか訪れなかった。
彼女の方もこちらも妙に忙しかったのだ。
こちらの手が空くと、
彼女の方は書類に沈んでいるし
彼女がそっと訴えるように見つめるときは
こちらが切羽つまっていたりして
思いにまかせなかった。
だが色々なうわさは聞こえてくる。
あの上司が再び誘いをかけたものの
「すぐイっちゃうような下手な人とはいや。」と
はっきりと断られたこと。
若いのが2・3人食事に誘いだしたものの
「食い逃げ」されたこと。
同僚の女子社員に例のあけすけさで過去の
男関係を聞かれるままに話してしまったこと。
それだけわいわいしていたのに
こちらとの狂ったような情事のことは
いっさい口の端に乗らなかった。
ようやく機会が訪れたのは
公園での恥戯から三週間あとのことだった。
花の金曜日。
双方の退社時間が一致したのだ。
以心伝心。
少し離れたところにおいた車に
当然のようにするりと乗り込んできた。
「おなか空いてます?」
「もうぺこぺこ。ずっと食べてなかったから。」
「うふっ。そうじゃなくて。」
レインボーブリッジを望む浜松町のホテルにむかう。
最上階にあまり知られていない
ステーキハウスがあるからだ。
今回は信じられないことに
双方とも「とてもいい子」で食事を済ませた。
二時間ほどかけて、食事を済ませてエレベーターに乗る。
ふたりだけだった。
手を絡めてくる。
身体をすり寄せてくる。
唇をもとめてくる。
舌を絡めて唾液を交わした時には
もう双方の手は
お互いの性器を服ごしにまさぐりだしていた。
外に出ると船を模した板張りのデッキが広がり
ライトアップされたレインボーブリッジが広がる。
海風が心地よい。
当然のように抱き合うと、
今度はスカートの下とズボンの下にお互いの手が這う。
今日はパンストはつけていなかったし
小さな下着だったから
指が簡単に性器に触れる。
女は濡れていた。
男は佇立していた。
さらに指を送り込んで、クリトリスをつまみ出し
かたく膨らむのを確かめた後で奥にぶすりと刺した。
どくんと噴出す愛液。
立ちのぼる甘いパルファン。
押し付けられる唇。
のぞく豊かな胸と乳首。
そして、はあというため息。
五感のすべてに淫靡な刺激をたたきつけてくる。
やがて「あっ」といいながら身体をそらす。
アクメへの序曲だ。
お互いが煮詰まってしまうと
ほかのカップルの前でとんでもないショウを
見せつけることになりそうなので
残念ながら、この場を立ち去ることにする。
「ねえ、狂いたいの。今日は。ベッドで。」
「きどったホテルはいや。すごい下品なとこがいい。」
行為の後での長距離走行はつらいから
送って行きやすい錦糸町に向かう。
なれない道をたどりながらだが
ふと助手席を見て驚いた。
スカートを捲り上げて
パンティを下ろして
性器をむき出し
自分の指で慰めているのだ。
「見てください。これ。」
「むちゃくちゃ欲しくてガマンできない。」
そういいながらすごい流し目を送る。
別に新たにふりかけた様子もないのに
パルファンの香りがひどく強くなり、
すさまじい淫風となって
ごうと吹きつけてくる。
しばらく鳴りを潜めていたペニスが
急に息を吹き返してくる。
と思った瞬間にはもう、つまみ出されていた。
「ほしい。はやく。」と言いながら
ついにパクッとくわえてしまった。
たっぷりの唾液に
ぬるりと暖かくつつまれる肉棒。
顔の上下につれて沸きあがる快感。
知っている道ならしゃぶられても
まあ大丈夫だろうが
これでは運転が危なくてしようがない。
「待ってくれ、もう少し。」
という声はもはや哀願に近かった。
横で展開される淫靡な光景が
気になってしようがない。
挑発するように
むき出しにした腰を突き出して
シートバックにのけぞりながらあえいでいる。
指づかいの速度が速まり
ぐちゅぐちゅと音が立ち上がる。
ひどく落ち着かない気分のまま
なんとかうろ覚えの記憶をたどった。
着く直前に達したらしくて
助手席からは息はあるけれど声はない。
かき回し、垂れ流し、没頭しきっているようだ。
いかにもの駐車場に車を停め
助手席からひきずりだす。
陽光の入らないかび臭い部屋。
やすもののソファと
お粗末なオーディオシステム。
当然のようにテレビではAVが流れる。
女は、と見るときょろきょろと室内を見回している。
「こういうところ来たの三度目かな。」
たった三度?そんなわけないだろうが、と思っていると
「いつも車の中とか、公園とかが多いんだもん。」
「それか、ちゃんとしたホテル。」
と言う。
「でも普通のホテルはつまんない。」
「さかりがついたときはこういうとこがいいの。」
いつだってさかりがついてるだろうが
と思って尋問を開始する。
「あれから何人とした?」
「誰ともしてません。オナニーだけ。」
ブラウスの上から乳房をわしづかみにする。
「うそだろう。何人。」
「くっ。ふ・た・り。」
「誰とだれ?」
本当は誰でもよかったのだが
嫉妬の擬態は
続けるうちに少しの真実になる。
ブラウスをとり、ブラをずらして
露出した乳房に軽く噛み付く。
乳首が固くとがっているので
「い、いい。言います。会社のKさん。」
独身でなかなかいい男。
なによりもこちらよりはるかに若い。
この女となら結構いいカップルになりそうだが、
むきだしになった胸を揉みながら手を腹部に下ろす。
ミニスカートから突き出した太ももが
淫らに開いてゆく。
「どうだった。」
「よかった。車の中でしたの。」
「私より早くイっちゃうけど、すぐまた固く…」
「何度した?」
「四回ぐらい入れられました。私は一回しかイってない。」
こちらの手はスカートを捲り上げて、
すでに濡れそぼっているパンティのうえから
ゆっくりと撫で始めている。
動きをとめてじらすこちらの指が不満らしく
自分で勝手にグラインドを始める。
「いっぱい感じたんだろう。」
「すぐ入れたがるの。あそこに。」
「あそこ?約束がちがうぞ。」
指のくねらせの速度を増す。
「ああ、おまんこよおお。」
「彼にも言ったんだろ?お・ま・ん・こ って。」
「言ってない。言わそうとしたけど言わなかった。」
「言うのは、あなただけ。おまんこしたいいい。」
「ねえ、舐めて。おまんこなめて。おまんこ。」
再度、身体を移して前に回ると
放恣に足を投げ出して広げる。
今日も白い小さなパンティだが
前の部分は大きく濡れて色が変わっている。
そのシミに顔を押し付けて、布ごしに
吸い
舐め
しゃぶり
かみつく。
「うわあ、おまんこいいよおお。」
そう叫びながら、足をもそもそ動かして
濡れた下着を脱ぎ去ってしまった。
クロッチにしみついた愛液がなまなましく光っている。
水銀灯にさらされたとはいえお壕端では
細部までは見えなかったが
はじめて明るいところで見る女の秘所は
淡いピンクのヴァギナがひくひくとうごめいて、
美しくいやらしかった。
今度は布ごしではなく、じかに舌で舐めあげる。
こんなことを繰り返しながら、なお質問が続く。
「で、オナニーは何度した?」
「そんなにしてない。」
「また、うそつく。やめるぞ、舐めるの。」
そう言うと、舐めながらの舌の動きをぴたりと止める。
「いやっ。やめないで。まんこやめないでええ。」
「ほとんど毎日してた?いま、して。見てるから。」
「いや、いやそんな…」といいながら
いそいそと足を広げる。
スカートを腰にまつわりつかしただけの姿で
両手を使い出した。
左手で乳房をもみあげる。
右手の指で性器をかき回す。
下地が十分なので早くも感じ出してきたのか、
目が閉じられ指の動きが速くなり
腰が前後左右にくねりだす。
「見てください。みて。おまんこじっと見て。」
性器を天井に向かって突き出し
ブリッジのような形をつくっていたが
どっと崩れ落ちると
あおむけのまましばらく動かない。
だが少しすると今度はメス犬の形になって
後ろに突き出しながら手を腹の下にくぐらせ
指をきゅっとまげて突き刺しかきまわす。
こちらの視線にざくろのようにはじけた性器と
収縮を繰り返すアヌスを全部さらけ出し
見ていることを確かめるように
下腹部越しにこちらを見る。
もちろん舐めた。
アヌスのまわりではこちらの唾液が
性器の周りでは女の愛液が
てらてらと照明を反射する。
「みて。見て。こんな恥ずかしい格好。」
「見られると垂れちゃう。」
わざといやらしい音をたてて舐めあげる。
わざと大きい音を立ててアヌスを吸う。
「ああ」が「うわあ」に変わり
「うわあ」が「ひい」に変わり
「ひい」は「ぎゃあ」に変わった。
それだけ激しい快感の予感だったのだ。
いつになく、二回目に臨めることを期待しつつ
焦り気味にコンドームをつけたペニスを
ずるりと送り込む。
淫水に暖かく包み込まれたと思ったせつなに
性器のかべが妖しく動き出し
繊毛虫類のように
奥へ奥へと引きずり込む蠕動が加わる。
少しぞりっとした感触。
抵抗している反発ではなく
誘い込もうとしている反発。
「うわあ、まんこしてるよおお。おまんこおおお。」
かなりの力で
ぎゅっと締めつけたかと思うと
腰がさらに後方につきだされて
体中が痙攣した。
「なに、これ?なに、これ?」
「うわあ。」
「おまんこおおお。」
男はすさまじい射精の時。
女は狂喜の愛液噴出の時。
シーツをべとべとに濡らしながら、同時に昇天する。
しばらく、彫像のように動かない。
明かりを灯したままの行為だから
その二人の姿がベッドボードの鏡に
くっきりと映りこんでいる。
(続く)
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