無反応という反応

性欲というより、やる気が無くなるのは、相手の無反応。
俗にいうマグロ。

だったらオナニーする。
そんなレベル。ネクロフィリアとか無いと思うし。

セックスの醍醐味は、相手が自分の身体や行為によって快感を得ているってことが自分に伝わる。それが双方向に伝わることだと思っている。緊縛の場合なら、相手が自分の緊縛によって快楽を得ていると私に伝わり、私がそれ（緊縛と相手の反応）で楽しんでいるという事が相手に伝わることが醍醐味ってことだと考えている。

双方性、つまりコミュケーションってことです。
言葉より、言葉以外のノンバーバルコミュケーションあってこその行為だと思います。
なので、無反応だとモチベーションがなえる。

問題は、人によってはそれが最大限に反応しているけど、こっちがその反応を受け取れていないこともあるという事実。

そのため、分かりやすい反応を返してしまう演技派もあられてくる。
「女性は嘘をつく」発言が物議を呼んでるが、男と決定的に違うのは射精という快感のシグナル。自分の意志で射精できる人って知らない。俗っぽい言い方すれば、男は女の嘘をみやぶれない。

早く終わらせ欲しいがためのイッたふりはお互い残念だが、自分と相手を興奮させるための演技は大いに歓迎だ。

話がそれた。
無反応に見えて、実は精いっぱい反応しているケースだ。
反応の受け取り手側の観察や余裕の問題、はたまた反応が小さい、わかりにくいってことなのか、それとも無反応という反応っていうのもあるのかもしれない。

くりかえすが、無反応だとモチベーションがなえる。
なえるモチベーションを奮い立たせるか、頃合いをみて断念するかは、むずかしい。

そこで、大事なのは言葉で伝えるという手段。
性的なコミュケーションって意外と話つらい面がある。嫌われたくない心理が邪魔すのだろう。普段からのコミュニケーションが大事になってくる。

分かりやすい反応も実は演技だったり、（演技が悪いとは限らない）わかりにく精一杯の反応が誤解させてたり、すべては自分が期待している通りか、それとずれているかで、OKとかNGとか判断している。

私も、無反応ならオナるとか言っている。

しかし、この無反応さも、反応だったのだと理解できた時、ワンステージアップするのかもしれない。
そのために必要なのは、相手は自分と違うという理解、そして話さなければ伝わらないということだと思っている。そうしないと、醍醐味は味わえない。