- 名前
- 松田文学男爵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 君はきっと、 僕のことが好きなんだろう。 そんな君を前にすると、僕も君のことが好きな...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
大久保のラブホ
2019年06月30日 21:52
小池壮彦さんが学生時代に自主映画を撮影するために大久保のラブホテルを使った。
三カップルで三部屋とって、一部屋を荷物部屋、一部屋を待機部屋、一部屋を撮影部屋にした。
みんなが撮影部屋に集まって撮影始めようとしたけど、冷蔵庫に飲み物がない。尾見くんが飲み物を取りに待機部屋に行ったが、しばらく待っても帰ってこない。
伊藤くんが尾見くんの様子を見に行ったが、伊藤くんも戻ってこない。
心配になってみんなで待機部屋にいこうと廊下に出ると、尾見くんが待機部屋から出てきた。
背中にタオルをかぶった伊藤くんをおぶっている。尾見くんが言うには伊藤くんが気分が悪いらしい。
伊藤くんをおぶって荷物部屋に入っていった。
みんなで待機部屋に入って冷蔵庫を見ると飲み物があったので飲んでいると、トイレから伊藤くんが出てきた。
みんな唖然。伊藤くんは気分が悪いからトイレにこもっていた、と言う。
待機部屋のドアが開いて荷物を背負った尾見くんが立っている。そして、自分は帰る、という。
お前、さっき背負ってたのは誰だ?
と聞いても黙って尾見くんは帰ってしまった。
伊藤くんに事情を聞くと、待機部屋に入ると尾見くんの背中に手の長い女がおぶさっていて、尾見くんのクビに手を絡ませていた、自分はそれを見て気分が悪くなったからトイレにこもっていた、という。
撮影は中止となり、その後、尾見くんと伊藤くんは体調を崩していたが、やがて回復。尾見くんは何があったか全く覚えていなかった。
数年後には二人とも事故で亡くなってしまったので真相はわからない。
あの時、尾見くんが誰かを背負っていたのはみんな見ていたから間違いない。
という話。
このウラログへのコメント
コメントを書く