- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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7th Fukuoka Part 5 次の日の朝からの
2019年03月29日 22:12
次の日の朝からのレンタカーを手配して部屋に戻ると
意外にもきちんとしたパンツスーツに着替えていた。
お互いに忙しい身ゆえにいつも逢瀬はあわただしく、
身体をむさぼり、食い尽しあうことが第一になっている。
この3日間はそんな二人にとって
ゆっくりと過ごせる時間でもある。
けだものの時間はいま影を潜め、
人間の時間が支配している。
無理もないかも知れない。
過去との訣別を迎えたいま、身体だけでなく会話も欲しいのだろう。
部屋にはいるなり、狂ったように「おまんこ」と叫び続け
大量に愛液を撒き散らし、
高波に何度も襲われて痙攣を繰り返した後だ。
中途半端なこちらとは違い、
しばらくはセックスを忘れたいのかも知れない。
そんなわけで、年甲斐もなく寄り添ったまま博多の街へでかけた。
大阪の食道楽など足元にも及ばない食通の街が博多だ。
人波を掻き分けるようにして歩いて
料理屋に入りセキサバやセキアジを堪能した。
会話が弾み、お互いの仕事の話がひどく新鮮に響く。
腕を組み、軽くキスする程度で、それ以上にはあえて進まない。
というより、街全体を包む、軽い興奮のようなものが
意外と心地よい乾燥ぶりで、卑猥な雰囲気がないのだ。
街を散策して3時間。
考えてみたら、こんなに長時間、
獣にならず人間であり続けたことはなかった。
街そのものを充分に堪能して部屋に入る。
そして、その途端に人間の時間は終わりを告げた。
「ねえ、ほしかった。ほしかったのよ。」
と急にかすれた声で語りかけると
ドアのところで抱きついてくる。
パンツスーツのボトムを脱ぎ捨てる。
ストッキングはつけていなかった。
「ほら、見て、こんなに。」
とオレンジのTバックに大きく広がる卑猥なシミを
誇らしげに見せつける。
「こんなに長い間我慢したのはじめてかも。」
と言い放つと、いきなりこちらのスラックスからペニスをつまみ出し
しゃがんで股を大きく開きながらしゃぶり始める。
当然のようにクロッチのシミが黒く広がりだし、
食い止められないジュースが、太ももにまで滲みだしている。
突然の豹変に驚くばかりで、まだ固まっていないペニスに
ねっとりと舌を這わせて少しでも大きくしようと唾液を送り込む。
入り口で突然始まった痴態。
端正な上半身と極端な対照を見せる乱れた下半身。
そのイメージと、
技巧を加えだしたフェラチオのテクニックに
ペニスは急速に硬度を増し、天に向いだす。
「うれしい。大きくなってる。硬くなってる。」
「これがあたしのおまんこにつっこまれる。」
「すごい。すごい。おちんちんすごい。」
ドアの外を通る男女の談笑が、そのときぴたっと止まったのは
このみだらな台詞を聞き取ったからに違いない。
「おいおい、聞かれたよ。いいの?」
「いいのいいの。もっと聞こえるようにおまんこってわめく。」
うわごとのように卑猥な言葉を繰り返しながら
ナメクジのように這わせていた舌を、蛇の速度に変える。
強烈な刺激に耐えられそうもなく、
身体をひきずりあげるようにして立たせて唇を吸う。
姑息な時間稼ぎ。
または、
強烈な刺激を愛情にすりかえる行為。
そうしてもつれ合うようにしてベッドに倒れこむ。
スラックスを脱ぎ捨てた女と
ズボンとパンツをずりおろして
ペニスをむき出しにした男が
絡み合いながら移動する姿は醜悪で喜劇のようだ。
ベッドの上で服を剥ぎ取る。
ショーツと同じ色の派手なレース使いのブラは
胸を隠すためのものではなく男を挑発するためのカット。
微小なクロッチしかないTバックは
性器も、アヌスもとても覆いきれず、男の挿入を促すだけの役割。
破局が近づき、下着が変わり、
急速にメタモルファーゼしてゆく妻を
前夫はいったいどんな目で見ていたのだろうか?
おそらく、これ見よがしに下着姿を見せつけ、
そのくせ陵辱しようとする夫を
はねつけることで復讐していたのだろう。
アパートの部屋の下の暗がりで、部屋を見上げながらの痴態と
夫を拒否する、このセックスのためだけの下着。
いやな記憶を、もっと燃え上がることで過去に押しやろうとする女の心理が
いつのまにか、より深いセックスの快楽に身を任せることにすりかわってゆく…
こうして、過去を忘れるための触媒にすぎなかったこちらも
いつしか同じように、ともに快楽へと突き進む存在に変わってゆく…
そんなことをふと考えながら、少し乱暴にブラを取り去り
かたく突き出た乳房に吸いつき、乳首を噛み、舌を這わす。
舌を手に変え「痛い」というまでねじる。
乳房をねじり続けながら、舌を縦横に走らせる。
乳房の下、
首筋、
肩、
耳の穴、
まぶた、
唇、
髪の毛、
二の腕、
耳たぶ、
指の間、
みぞおち、
わき腹、
背中、
うなじ、
へそ、
ふともも、
足首、
足指、
アヌス、
そしていきなり、性器をすする。
三十分以上かけて、これを何度か繰り返すうちに
身体が桃色に染まり、くねくねとのたうちだす。
かろうじてつけていたオレンジのTバックは
もはやただの水を吸った布切れにしか過ぎない。
セックスの最中でも匂いはうすいのだが
身体と淡いヘアに染み付いたアルマーニの香りが
牝の体臭の変わりになって部屋に立ち込める。
ぐしょ濡れのパンティを突き出して、腰を前後にゆすり
挿入をせがみだす。
「ねえ、頂戴。頂戴。」
「これか?」といって
中指を布切れの下に差込み、大きく口を開けた性器に差し込むと
「はああ」とため息をついて、指をさらに奥に引きずり込もうとする。
「違うよ。指じゃない。でもいい。」
「だってここ、喜んでるよ。」
「違うよ、違うよ、おちんちんだよう。」
「意地悪、どうしてくれないの?」
「まだ、まだ終わらせたくないから。」
「おまんこにい。おまんこにい。おちんちん。」
そう叫びながら、それでも指をシェークすると
愛液を噴出させて敏感に反応する。
やがて自分でTバックを脱ぎ去ると、
それを自らしゃぶりながら口をこちらの口に押し付けてくる。
ふたつの口が、愛液をたっぷり吸い込んだ
クロッチというよりストリングスをおいしそうにしゃぶりあう。
「見てごらん、鏡。」
ドレッサーに明瞭に映るこの卑猥な光景に視線を飛ばした途端に
「うわあ。いい。」と叫んで、強いアクメに達すると
つぶったまぶたから涙を流しながら登りつめてしまった。
だが、ほんの少しの空白の時間の後、反撃を開始する。
こちらを全裸に剥くと同じように舌を這わし出したのだ。
こちらがほぼ全身をなめてのたうちまわらせたのに対して
女の舌はペニスとアヌスに集中する。
熱い舌をチロチロと這わせ、時にわざとらしく舌なめずりしながら
ペニスの先を、根元を、裏側を
そして、球形を含んで転がし、
さらに舌を下に移動させて、
敏感なアヌスのあたりを唾液でべとべとにする。
挙句が体を入れ替えてことさらに濡れそぼった性器を
こちらの口の前に突き出す。
快感に酔いしれているうちになめ合いの形になった。
二人たがいに、局所をなめあい、すすりあう。
ドレッサーのなかでは、二頭のけものの姿がからみあい、
徐々に高まってゆく姿が映りこんでいた。
(続く)
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