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《陽炎》5-4

2018年02月13日 19:10

《陽炎》5-4

食事を終えると彼女は先ほど買った花火を持ち出して
「やろう?」
と甘えたような目で僕に言ってきた

僕らはフロントに言ってバケツに水を汲んでもらい、庭先を借りて花火を楽しんだ

色鮮やかにパチパチと音をたて…そして消えてゆく…

また、次の花火に火を付け違った色を楽しむ

硝煙の匂いと煙りの立ち込める中

僕は今までの生活と、今こうして彼女と2人で花火を楽しむ自分を
この花火に置き換えて見ていた…


最後に残した線香花火

チリチリと散る小さな火花…

誰もが感じる儚さ…切なさ…


彼女は物憂げな…それでいて嬉しげな…

そんな表情で最後の線香花火に火をつけた


想いを込めるように…
身じろぎもせずじっと線香花火を見つめる彼女

僕は線香花火を見つめる彼女の姿に、ほのかな愛しさを感じてしまっている自分に気づいた

まだ昼間に初めて出逢ってほんの数時間…

愛しさなどと呼べるはずはない?
彼女の何を知っているわけでもない…

かもしれないが…

ただ、何かに惹かれるように…
何かを求めるように…

彼女の姿に…“愛しい”と感じたのかもしれない…

線香花火は最後まで
チリチリと小さな火花を散らし…
そして落ちる事なく…
消えていった…


彼女は満足げな優しい笑みでそれを見つめていたが、突然僕に目をむけ
「最後まで…落ちなかったよ?」
と話しかけてきた

僕は
「うん…
これで君の願い
叶うね」
と…

線香花火は最後まで落ちないと願いが叶う”

そんな言葉を思い出し、彼女に言った


彼女もその言い伝えを知っていたのか
「うん…そうだね」
と僕の言葉に満足したような返事を返すと少し間をおいて

「じゃあ…
私の願い…
叶えて?」
と繋げて
ゆっくり目を閉じ
僕に顔を寄せた

僕は彼女の頬に手をあて、ゆっくり唇をあわせた…

時がゆっくり流れ
あわせた唇から
彼女の言い知れない想いが流れこんでくる

そんな気がした


唇をゆっくり離し
彼女の瞳を見つめる

「抱きたい…」

思った言葉が自然と口を出る

「…抱かれたい…
あなたに…」

彼女の口からも
自然にでて来た


お互いの気持ちが
自然に手を繋がせた

花火の後をかたずけ
2人で僕の部屋に向かう

部屋には気を利かせたように布団が二組…

でも…
二組はいらない…

窓辺に差し込む月明かり…

彼女はその月明かりに照らされながら

浴衣をはだける…

“すとん”と落ちた浴衣

なにものにも覆われない
彼女の白い素肌が
月明かりに輝いて見える

僕も浴衣を脱ぐ

そして生まれたままの姿で月光のシルエットで抱き合う


月が僕らを
笑顔で見つめているようだ…

・・・・・・


彼女の髪が
月光を浴び
輝いてる


優しい眼差しで僕を魅了する彼女

僕は彼女のその瞳を近くで見つめたくて顔を近づける

僕の眼差しをそらすかのように、彼女は恥ずかしげにうつむく

そんな彼女のあごに指をあて“クイッ”ともちあげフレンチキス


僕の気持ちに合わせるように何度となく軽めのキスを続けていたが
僕が強く抱きしめるのと同時に彼女の体から力が抜け僕にあずけてくる


僕は彼女の潤んだ瞳を見つめながら
また彼女の柔らかい唇に僕の唇をあわせ、舌を絡ませ互いを求めあった


むさぼるように唇を求め、互いの気持ちを確かめあいながら
一方の手は君の髪をなで
もう片方は君の背中から腰へ…

彼女はハッとして一瞬僕の体を押し返すような仕草で下腹部に目をやった…

どうやらいつの間にか熱く固くそそり立ったものが彼女のお腹にあたったのが気になったようだ…

「す…すごい…」


彼女は僕の“ビンッ”とそそり立った塊が熱く脈打っているのを、愛おしそうに見つめながら感嘆の溜め息をもらした

彼女は僕のモノを間近に見ようとしゃがみ込む

彼女が見開いた目の数センチ前には、すでに血液がすべて集まったかのように鋭角に立ち上がったモノがビクンビクンと脈動していた


彼女はそれに愛おしそうに頬をよせ、彼女の柔らかな手で優しく包んでくれた

僕はそれだけで“あっ…”と声を漏らしてしまった

彼女はいたずらな上目使いで僕を見上げると、固くなったモノを握ったまま
体を上にずらし
唇をあわせてきた


僕は唇を彼女の耳元によせる

吐息がかかるだけで彼女の声が洩れる

そして耳元に舌を這わせ、耳たぶを唇で挟む

彼女は既に立っていられないくらい感じている様子…どうやら耳がかなり敏感なようだ

唇と舌で耳元を責めながら、片手を胸に…

手のひらにぴったりの揉みやすい胸を揉みながら人差し指乳首を刺激する

彼女吐息が声に変わり、布団にしゃがみ込んでしまった

彼女はかなりテンションが上がっていたようで、軽くいってしまったみたいだ…


僕はにっこり微笑み、2人で布団に横になった

横になってもさほど形が崩れない胸を、僕は再び揉みはじめる

その胸を揉みしだくと、彼女ピンク色の小さなさくらんぼがピンとなってくるのがわかる

僕はその先端に軽くキスをしてから口に含んだ

舌先で転がすように刺激すると彼女の頬はあからみ、口元から再び軽い吐息が漏れ出す

彼女の高揚とともに、手が僕の下半身にのび熱い塊に触れる

彼女の指先の感触が僕のものを優しく刺激して、今にも爆発しそうなくらいに脈動してる

僕はその手から逃れるように舌先を彼女の胸から下へと這わせながら内股を手でなぞる

僕の指先が彼女の花心に近づくにつれ吐息が上がってくるのがわかる

熱い

彼女の花心は熱く潤いを帯びている


僕の舌先が次第に下半身に近づくのにあわせ彼女が身悶える

舌を下腹部にずらしながら僕の指先を彼女の秘所へ…

指先が溢れ出た蜜にふれ、細いスリットを開いてゆく

“あっ…”

小さな突起に指が触れ、彼女は小声を発した

クチュッという音とともに、指先は軽く開かれたスリットを上下し、突起を刺激するたびに彼女は切れ切れに小声を発した

僕はスリットを開き、その突起に舌をあてる

彼女の体の中を電気が走ったような感触が脳を刺激し

“あぁん”

と先ほどより大きな吐息をもらす

僕はその敏感な突起を
舌で刺激しながら片手で胸を揉みしだき、指先でツンと尖ったさくらんぼクリクリと柔らかくこね回す

彼女の秘宮からは愛の蜜がとめどなくあふれ僕を誘う

僕は空いてる手の中指を秘宮へとあてると愛の蜜あふれる蜜壺へと進めた

“ふあっ…”

鳴き声とも悲鳴ともつかない声が彼女の口からもれたが、僕はかまわず指を進ませ指先を使う

クチュクチュと漏れる音にあわせるように彼女吐息が弾み、肌が紅潮してゆく

僕の舌先と両手…
3ヵ所の刺激を受け
彼女はとろけるような表情で僕を求める

僕が上体を起こし
彼女の横に並んで横たわると、彼女は僕の背に腕をまわし何度もキスを求めたあと、僕の塊に手をあてがいたかまりを確かめるように上下させた

もとより、僕の物は衰えておらず、彼女の求めに応じて僕の哮るように反り返る塊を
彼女花園へ…

彼女は緊張とも期待ともとれる表情で目を閉じて僕の侵入を待っている

僕は彼女の充分潤った花心に自分のモノをあてがう

“ビクン”
と反応する彼女


ゆっくり
ゆっくり
先端が彼女の中に…


“あぁぁ…”


君は喜びの喘ぎをもらす

徐々に
徐々に

ズブズブと
彼女の中へ侵入していく僕の熱い愛の楔…

やがて君の奥に
僕の先端があたる


二人の心は…二人の体は…
初めて一つになれた喜びでいっぱいになり、しばらくの間そのままギュッと抱き合っていた

彼女の瞳からうっすらと光るものが
ひとすじ…

僕はそれを拭うように優しくキスをした

それが引き金となり二人は舌を絡め唇を求め合う


そして高まる二人の気持ちと同時に僕は彼女の中で動きだす


緩やかな動きに彼女の声もまたあがりだした


前後に

深く…

浅く…

突き上げるような律動に彼女の喘ぎも大きくなる

唇を貪るように求め合い…
強く抱きしめ僕のものを奥へ奥へと誘(いざな)う彼女


応えるように
激しく突き上げる



その激しさも喘ぎも
徐々にクライマックス

お互いの名を呼び合い
愛情を確かめ合い

そして二人に
その時が…

二人は同時に絶頂の声をあげる


“いくぅっ!…”

“きてぇっ!…”


彼女の腕に力がこもり、彼女の中が急激に僕を締め付けた瞬間

僕の先端から
彼女への愛の証が

ドクンドクン

力強くほとばしる


彼女の中は
僕の愛で
いっぱいに
満たされていく…

最後の一滴まで…



二人はギュッと抱き合い
互いにのぬくもりを確かめ合い

そのまま
眠りについた


永遠に
離れない…


互いに
そう想いながら…

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