- 名前
- ジェリー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 46歳
- 住所
- 静岡
- 自己紹介
- 髪の長い女性に憧れます。貴方の自慢の髪の毛で僕を悶絶させてください。多分触れるだけで...
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大学生だったある日のこと
2007年04月23日 22:38
大講義室は階段教室(ひな壇のように机と座席が並んでいる)で、僕はその真ん中あたりの席に座っていました。定刻よりも少し早かった為か、僕の他に誰もいません。ここから「ですます」止めます。
小説の文庫本を開き、それを読みながら講義を待つことにしていた。
数分して後方のドアが開き誰かが入室してきたのに気付いたが、当然僕とは関わりの無いことだと思ったので、そのまま本を読み続けていた。足音から女性だと分かった。
その人物は、僕の前の席に座ろうとしていたので少し視線を上げたら、鮮やかな色の服装と長い髪が目に入ってきた。僅かにのぞいた形の良い綺麗な顎のラインも。
黒々とした真っ直ぐな髪。彼女の動作と共に大きく揺れるその髪は、風を孕んだ「ふわっとした」いかにも柔らかそうな質感と云うよりもむしろ、中身の詰まった、落下運動の後の復元が速そうな「さらさら」した印象を僕にもたらした。
触れることも簡単に出来る距離にいたが、この後他の学生が何時来るかも知れないし、彼女自身に髪を触っていることを気付かれたら困る。待っていれば自然に髪の方からこちらに近づいてくれるかもしれない。例えば髪を後ろに払ったときに、背もたれ(こちらの机)を乗り越えて目の前に広がってくれる・・・、しかし彼女の髪は長く、ちょっとしたハプニングくらいでは、憧れのあの髪の毛は彼女の肩ほどの高さのあるとちらへは届かないかもしれない。
しばらく美しい髪に見とれていたら、彼女はヘアブラシと髪を束ねるゴムを取り出した。髪をまとめるつもりか。
首のあたりで後ろ手に髪をまとめて、しばらくはブラッシングしていた。良い香りが漂ってきて、髪の優美な動きにもまた魅惑されていた。この髪の毛を思いのままに出来る彼氏が羨ましいなあ。やがてゴムに髪の毛を通し、何回かゴムを巻き込みポニーテールは完成した。いいなあ、触りたいなあ。
少し悲観的になりながらも、他に人目が無いのをいいことに彼女の後姿を凝視していたら不意に彼女が振り返った。
「今私の髪に触ろうとしてたでしょ」
びっくりした。本心を言い当てられたが、でも、その時はまだ現実に手を動かしたりはしなかった。だから、まず否定した。しかし後ろめたさもあって何故か敬語になってしまった。その動揺はすぐに見破られることも、言いながら同時に感じていた。
「いいえ。してません」
「ホントにぃ?でも確かに感じたんだけど」 (ウソッ!マジでバレた?・・・してなかったんですけど)
頭の中に色々良くない想像が広がった。「学内で痴漢行為!退学処分か?」「軽音楽部の後輩に知れたらもうやってられんなあ」「親に知らされてしまうかも・・・」「今年払った学費が無駄に・・・、どころか中退じゃん」 ヤベー!!
彼女は席を立ち、後方のこちらの席に迫ってきた。何故か目が怒っているようには見えなかった。しかし、こちらはまだ責められている身なので、気が気ではない。
「今日は、長田先生のこの講義、休講ですって」 (えっ、そうなの?・・・それより何とか穏便に済みますように)
「そ、っそうですか」
「ところで、この髪にどうしても触りたかったの?」 (ハイ!ハイ!是非是非)
「・・・・・・」
いきなり僕に身を寄せた彼女の肩の肉感と香りが、僕を更に混乱させた。極度の緊張もあって、性欲はそれまで抑えられていたのだが、ここで急激に高められた。
彼女は僕の顔の前にそのポニーテールの後頭部をもってきた。右手は僕の両足を越えた反対側の座席に置かれている。彼女が首を振り、ポニーテールで僕の顔を撫でるように、または叩くように何度も僕を優しくいたぶった。長い髪の房は僕の太ももをパンツの上から撫でたりすることもあって、その眺めも僕を狂わせようとしていた。最初は少し冷たい温度感の髪は、やがて熱を帯び、彼女自身の甘い体臭と相俟って僕の快感をどんどん引き出してくれた。
ところが不意に、そのしなやかな髪の束を彼女は、僕の首の後ろに回して次に彼女の右手は髪の端近くを掴んだ。
「首絞め」状態にされていることに僕は再び驚き、動揺した。
しかし彼女は首絞めを強めるでもなく、ただ身体を寄せては時々少しだけ「きゅっ」と絞める感じを僕に味わわせるだけだった。
確かに僕が窒息するほど首を絞めるには、彼女にも負担が大きかろうと思う。
意外としっとりとした気持よい感触の髪の毛でも、素肌に毛糸のセーターを着た時のような「チクチク」した感じが少しだけあることに気付いた。髪の毛に巻かれている時にはそれすらも快感に感じてはいたが。
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