- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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10th Shinjuku Part 16
2017年02月09日 20:55
このあけすけな女との最後の夜は
彼女の結婚の10日前だった。
友人たちと最後の夜を過ごすと言って
まんまと抜け出すことに成功したらしい。
今のように携帯が発達しているわけではなかったから
へんに拘束されることもなかった。
夏の終わりのけだるい夕。
青山の地下駐車場にとめた車に
乗り込んできたときから明らかに発情していた。
むっとするようなフェロモンをたたきつけてくる。
助手席についたとたんに唇を求めてきた。
人目があるかもしれないのに舌をからめあう。
女の手が妖しく動き出して
スラックスの上からペニスをさすりだす。
さりげなくブラウスの上から乳房に触れると
娼婦がつけるようなハーフカップのブラから
とがった乳首が飛び出しているのがわかる。
もどかしげに、自分でブラウスのボタンをはずすと
「なめて、胸なめて。」とせがむ。
わずかの時間にも車が数台、直前を通過するのだが
もうどうでもよかった。
というよりむしろ「よく見ろ」と思った。
だから、あらあらしく胸をつかみ出すと
舐めた。
吸った。
噛んだ。
転がした。
女の手はいつのまにか、こちらのペニスを引きずり出して
おなじように激しくしごいている。
胸を吸うことを続けながらスカートの下に手を入れる。
生足だった。
おまけに股の部分が開いたパンティをつけてきていた。
「おまんこいじって。いっぱいいじって。」
そうかすれた声でささやくと脚の開角度を大きくする。
指が簡単に吸い込まれる。
「ああ、いい。」
熱く濡れていた。
激しく濡れていた。
すでに太ももまで垂らしていた。
胸を撫でるのを中断して体をかがめて
めくれたスカートのなかに顔を突っ込む。
オレンジ色の性交のためだけの下着。
さかりがついた熟女でも
つけるのをはばかるようなしろものだった。
ひどく小さいうえに
ピンクの性器が
真ん中の割れ目から顔を出している。
割れ目のまわりの細いレースの飾りの部分は
愛液を吸って黒く変色していた。
いつもよりメスの匂いを濃くたたえたその秘部に
すぼめた舌を差し入れると
ちゅうちゅうと愛液を吸い出す。
極限まで脚を開き
両手でこちらの頭をひきつけるようにして
接触度合いをたかめようと力を込めてくる。
「やっぱりいい。あなたがいい。」
うわごとのようにわめくと
腰をつきあげるようにして
また一気にアクメを迎える。
「いい。おまんこいい。おまんこおおお。」
体を硬直させて、大量の愛液をふりまく。
性に貪欲だからこそ集中できるのだろう。
窒息するかと思うほど息が苦しくなって
ややしらけ気味のこちらに比べて
なんと幸せな高まり方なのだろうか。
しばらくするとまた大波が押し寄せてきたのだろう、
「だめ、我慢できない。ここでほしい。」
そういいながら
おおいかぶさるようにして手をのばし
運転席のシートバックを倒してしまう。
たまらず倒れこむと
シートを後ろにさげることを要求する。
かくてハンドルと体の間が大きく空き、
女がすべりこんでくる空間がかろうじてできた。
上唇が突き出され
白目が過度の欲情から裏返っているように見える。
そのくせ乱れて前に垂れた髪の毛の間から
きらきらと輝く瞳が片方だけのぞいている。
ブラウスの前ははだけている。
スカートはめくれあがっている。
白い太ももがむきだしになっている。
その中心部のオレンジのパンティからは
ぐしょぬれの性器が顔を出している。
その格好で運転席に倒れこんだこちらにまたがってきた。
飛び出したペニスを
性器に呑み込むのかと思った。
違った。
舌なめずりしながら体をまえに進めて
危い形で
こちらの口をふさいだのだ。
天井の低いセダン。
突起物が多い車内。
およそ淫らな行為に向かない空間。
だからこそ
無理な体勢が逆に快感をよぶのだろう。
男も、女も、おしよせる鋭い快感に
頭が真っ白になってしまう。
外から見たらすさまじい光景が展開しているはず。
「おまんこ舐めて。おまんこなめて。」
「口の中に流れ込んでくる。」
「飲んで。飲んで。おつゆいっぱい飲んで。」
舌をつきあげるようにすると
股割れパンティのレースに沿うように
べろりと舐め上げる。
「で、出るうううう。」とわめきながら
どっと噴き出して、また達してしまう。
だが欲望がいつもよりずっと強いのだろう、
ほとんど意識を失いながらも
なお憑かれたように体をずらすと
今度はペニスにまたがってくる。
「おまんこにちょうだい。太いのちょうだい。」
「もっと奥に。突いて。突いて。」
「ぐしょぬれよお。びちょびちょだよお。」
オレンジの布をまとったまま
ペニスをもっと呑みこもうと
腰をくねらし
ストリッパーのようにグラインドを始めた。
「ほしいの、あなたの精液ほしいの。」
「ピル飲んできた。だから出して、いっぱい出して。」
「あたしのおまんこ真っ白にして。出してえええ。」
「ねえ。ねえ。ぬるぬるにして。」
「ぬるぬるまんこよおお。」
この過激なシチュエーションで
我慢などできるわけはなかった。
男も女も、獣のように体をつなぐのは
今夜が最後だと思っている。
だから…
欲望を押さえつけることはしなかった。
そのままかけのぼる。
「出すよ。」
「出して。かけて。いっぱい。」
ビクンビクンという脈動。
強烈な射精。
いつもよりはるかに深い快感。
いつもよりはるかに長い快感。
「うわああ。おまんこおおおおお。」
車中に二人の声が響き渡った。
やがて白濁の時が過ぎてもしばらくは荒い息が続くだけ。
女だけでなくこちらも別世界に漂っている。
「すごかった。」
「まだ痙攣してるわ。」
ようやくわれに返っても
体をつないだまま唇を吸いあっている。
女のふとももも、男のスラックスの前も
体液でぐっしょりと濡れそぼっている。
ふと気がつくと
隣に駐車していた車がなかった。
二人が狂っている間に出ていたのだ。
それに気づかなかった。
それほど究極の快感だった。
きっとすごい痴態を隣の車に見せつけたことになる。
なおねっとりと口づけをかわして唾液を吸いあい
お互いの性器をいじりあいながら
車は新宿の高層ビル街にむかう。
最後の逢瀬は、こうして狂気のうちにはじまり
そして狂気のうちに終わったのだった。
(続く)
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