- 名前
- 詩織
- 性別
- ♀
- 年齢
- 52歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 特になし
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服に隠れた痣が、熱を持って疼いている。
2007年03月21日 19:44
そ知らぬ顔で、子供と夫を送り出した。
子供は大きく手を振って出かけ、夫は昨夜のことなんか忘れてしまったのか笑顔だった。
夫には、手も振らなかった。
無言で送り出した。それだけ。
二人が出かけると、あの人のためにお弁当をつくってやる。
好物は鳥のから揚げ。他にも菜の花の和え物やサトイモを煮てやった。
あの人にはわたしが必要なのだ。
彼は十六歳で両親に捨てられてしまった。
あんな大きな家に一人取り残されてしまった。一年も前に。彼はやっと十七歳になったばかりだというのに。
救ってあげることができるのは、わたしだけ。
彼のためにお弁当をつくると、家のことは何もしないで出かけていく。
夫には、わたしなんかいらない。わたしなんかいなくても生きていける。
けれど、彼は違う。
何もない灰色の壁に囲まれた部屋で、今日もわたしは抱かれる。
彼の胸の厚さ、ペニスの太さ、想像するだけで、溢れた液体でショーツが濡れる。
陰部が熱くなる。
クリトリスが突き出されてくる。
全ては、彼でなければ収まりがつかない。
あの人が、わたしの全て。
信じてる。
誰よりも、他の誰よりも。
この世の中の全ての人間を敵に回しても。
このウラログへのコメント
女の業を感じますネー!これから楽しみ・・・。
それでも私の、たった一つの生きがいは
この部屋で君を待ち貫き通すことなんだ
それ程想われてる彼が羨ましいナ^^
早く続きが読みたいです。
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