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2015年09月24日 17:51

続

か細い女性が白い衣装を着た少し壇蜜似の女性に縛られている。薄い水色のキャミソールに身を包んだ女性が後ろ手に縛られ、正座したまま頭を畳につけたような形で這いつくばり、時折声を出しうごめいている。早速の出来事に半ば唖然としながら奥の座席に並ぶ我々。圧倒されながら飲み物を注文する。ハイボールチューハイ。その間にも目の前の展開を見ている。我々の存在を傍目で気にしながらも、極力その影響を縛られる側に与えないよう丁寧に動いている。これから縄をほどくところのようだ。結び目をとくたびに縄がこすれ、その刺激であろう、縄の動きに合わせて声を漏らしている。本当に感じているんだ・・・・没頭しているのがわかる。緊縛師が首根っこを掴むと女性は大きくビクンと反応した。そのまま優しく強引に女性の状態を引き上げると、肩をぐっと掴む。また女性が反応する。そんな幾度のやりとりを繰り返しながら、縄がほどかれた。ぐったりとする女性緊縛師が覆いかぶさるようになり、愛撫しながら感想を言い合っている。早くもディープすぎる・・・・
解き終わった後のしばしのやりとりのあと、女性は服を着てカウンターに戻る。我々が言葉を失いながら飲み物を飲んでいると、先ほどのマスターがやってきて挨拶をしてくれた。マスター兼緊縛師の紫護縄びんごさんダンディズム・・・紫護縄びんごさんという方らしい。縛る人だ!と直感したが、Sという感じよりも、やさしく包み込む雰囲気の穏やかな目をした方だった。どんな縛りをするのだろうか・・・「初めてですか?」「はい」「どんな職業の方ですか?人間観察は得意な方ですが、皆さんの繋がりがみえなくて・・・」なんと、フェチメディアを作るために集まった我々のバックグラウンドのつながりの無さを一瞬で見ぬかれてしまった。この人・・・できる・・・!フェチ緊縛のことについて色々と聞いてみた。
緊縛と一口にいっても色々あり、都市によってもスタイルが全然違うらしい・緊縛は日本発信だが、海外の方が研究が盛んで、むしろ進んでいる部分もあるらしい・ネットの発展によって交流が盛んになり、緊縛の技術が飛躍的に向上したらしい・最近は同人誌などの流通により、オタクの世界から緊縛の世界に入ってくる子が多いらしい・緊縛が広まるのは大いに結構だが、縛り方によっては危険だし、形だけ真似しても真髄には触れられないので、是非本物を知ってほしい・・・などなど。
深い、、、深すぎるよ、緊縛、、、、!!!初心札。初めてで声を掛けるのが恥ずかしい人は、縛って欲しい人にこれを渡す。渡された側は拒否権がないとのこと。
そして我々の目的を話し、したかったお願いをしてみた。先ほど緊縛している所を見ることはできたが、解かれるところしか見られなかったのとドキドキできちんと見られなかったし写真も取れなかったのだ。「ところで、是非最初から最後まで縛るところを見たいのですが・・・あと写真も・・・」「いいですよ、店の女の子の体借りてやりますね」快諾してくれた!!!写真もOK!!!というわけで、次回、紫護縄びんごさんの緊縛の真髄に迫る!!!乞うご期待!!!

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