使用上の注意

携帯電話は、15のときに初めて所持したのですが

今の契約番号は18歳から


なので、もう15年の付き合いになります



思い出深い番号なので、一生変えたりしないでしょうけど

携帯をいじるたび、思い出すことがあります




今の携帯は、高校卒業と同時に契約してもらい

契約者は最初は、亡くなった彼氏です


私の生家は、複雑な家庭事情で

携帯はおろか、まともな生活ができなかったので

こんな状態なんですけどね




なので、契約者はしばらく彼氏のまま

料金も彼氏の銀行口座に振り込み、

そこから引き落とされていました




今は自分の名義に変更しましたけど
番号は継続して使ってます



それまで使っていた携帯は、下心アリアリのおじさんにお願いして買ってもらったものだったので

丁重にお返ししましたけど（いかがわしい関係には、なったことはありませんよ）



携帯を所持するにあたって、使用上の注意というものを

わざわざ彼が作ってくれました


当時は「言うとおりにしよう」としか思ってませんでしたが

改めて読んでみると、生きるのに大切なことだなと思い

いつも心がけるようにしています





「使用上の注意

・この電話は、あなたではなく私が契約しています。
人のものを借りて使っているという気持ちを忘れずに、大切に扱いましょう。




・電話は便利です。ですが、いつでもどこでも相手が電話に出られる状況とは限りません。
時と場所をよく考え、常識ある使い方をしましょう。





・メールはあくまでもメールです。お手紙とは違います。
簡単な会話なら問題ありませんが、
本当に大切なことを伝えるときは、直接会って話したり
遠方の場合は、自分でペンを持ってお手紙を書きましょう。






・便利になるということは、それだけ気軽になってしまうという懸念があります。
いつでも連絡がとれるからと思わず
相手のことを思いながら、正しく使いましょう。






・あなたの退屈な時間を埋めてくれるようなコンテンツは沢山あります。
しかし、相手と面しているときに携帯を使うのは、控えましょう。
あなたの会話力を上げてくれるのは、電話ではなく目の前のお友達です。






・自転車、車、また公共機関や公共の乗り物内では
音を消し、状況によっては電源を切りましょう。
運転中に出るのは危ないですし、公共の場所はあなたの個人の空間ではありません。






・新しい機種はどんどん発売されます。
新しいからという理由で買い替えを望むのではなく、
まずは今使っているものを大切にしましょう。
故障したり、電池が長持ちしなくなったら考えればいいことです。






・電話やメールで、お友達の悪口や陰口を言うのはよくないことです。
直して欲しいと思うのなら、直接本人に面と向かって言いましょう。
物には正しい使い方があります。






・通話料や通信料を気にしないでください。
そんなことよりも、相手に自分の話を正しく伝えることや、理解してもらうことのほうが
とても大切なのです。
もちろん、相手の話は真剣に聞くのが当たり前の礼儀です。




あなたは18歳、ほぼ大人です。
良い事と悪い事、正しい使い方や悪い使い方は理解できると
私はわかっています。
わからないことがあったら、遠慮なく尋ねてくださいね。」




大人になった今なら、よくわかります



これからも守って生きたいと思っています




掲載元
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