- 名前
- タオ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 67歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- もう歳も歳なので、枯れ専の自覚があるとか、ログを読んでみて感性が合いそうだなと思った...
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見えないもの
2014年06月29日 18:38
ずっと付き合っていける相手とは、たぶん、ずっと愛することに情熱を失わない(恋愛期間がもっとも大きく、次第に小さくなっていくものだが、その火が消えないというような)相手のことだろう。では自分にとってそんな相手とはどんな条件を備えた人なんだろうと考えてみる。
ネットでは、メールのやりとりから始まるけれども、珍しくスムーズにやりとりができ、お互いの興味や関心が共通しているからといって、それが決めてになるわけでもない。実際に会ってみて、話してみると、付き合っていく上でドライブがかかる何かが欠けていて、それ以上発展しないことも多い。というか、それが大部分ではないだろうか。何かは、相手の話しかただったり、顔つきや容姿だったり、何かのはずみにかいま見た(と思う)相手の性格だったりするだろう。
そうすると、つきあいたいと思う相手、つまり情熱の火が消えない相手(だと思いこむ)との出会いは、理屈ではなく、自分の「直感」だけが教えてくれるようなものではないかと思う。
もちろん人によって千差万別だろうし、上に書いたように確信があるわけではないが、振り返るとどうもも自分の場合、情熱の火が消えない相手は、意外に平凡かも知れないが「どうしても自分のものにしたい」と思わせる人ではないか。
「どうしても自分のものにしたい」という欲望は、もちろん理屈ではないし、なぜそう思うのかと理由を問われてもたぶん説明できない。説明しようとすると、相手の唇の形がよかったとか、話し方がセクシーだったとか、陳腐で部分的なものに終わってしまう。そこではただ相手に対して自分の欲望が発動しているということだけがある。
この欲望のあり方についてフェミの女性たちからは異論があるだろう。「女は男の所有物ではない、だからその欲望は男のジェンダー的バイアスがかかったものだ」と。そうかも知れない。しかし自分の場合は、この欲望が発動していないと、恋愛への情熱が湧いてこないし、長つづきもしないのも確かなのだ。
セフレや風俗、あるいは不倫がなぜ空しさを伴うかといえば、自分の場合に引きつけていえば、そこでは「絶対に相手を自分のものにはできない」という条件があらかじめ前提になっているからだ。
「どうしても自分のものにしたい」相手との出会いは、はたしてこれからあるのだろうか?
このウラログへのコメント
良く解るわ‥と ゆっくり拝読しました
はじめまして
情熱の持続も恋の直感も大切にしたいものですね
ありがとうございます。そうありたいものです>情熱の持続と恋の直感
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