- 名前
- タオ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 67歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- もう歳も歳なので、枯れ専の自覚があるとか、ログを読んでみて感性が合いそうだなと思った...
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リボン飾り
2021年03月20日 02:35
大昔の出来事をふと思い出したので書いておこう。
まだ前妻と同居を始めて間もない20代の頃、お互い勤めていたので、さすがに毎日とはいかなかったが、金土の休日に加え平日一回か二回ほどセックスしていた。互いに経験は少なかったので、相手の身体のすべてを知ろうとする情熱にかられていた日々だったと思う。
そんなある日、セックスの後だったか前だったか忘れたが、お互い裸でいる時に(だから季節は冬じゃない)、彼女が赤いリボンを取り出して(どこから取り出したのか、あらかじめ用意していたのかなどは記憶が飛んでいる)、私のペニスをそれでリボン結びで巻いてくれたことがある。いつもはそんな大胆なことをしない人だったので、私にとっては嬉しいサプライズだった。
私は「でも縮むとすぐに外れるよ?」と言うと、彼女は微笑みながら「その時はまた大きくすればいい」と答えてくれたような気がする。20代の男は元気ですぐに回復するのは間違いない(笑)
なぜリボン飾りだったんだろうと考えてみると、彼女にとってペニスは自分にないもので、急に大きくなったり、縮んだりする不思議なもので、かつ自分を気持ちよくしてくれるために頑張ってくれるものだから、いわば日頃の頑張りに対する「ご褒美」のような気持ちのあらわれだったのかなと想像してみる。
フロイトの言うようにすべての女性には「ペニス願望」があるとまでは思わないが、それでもセックスを重ねていくと、多くの女性は自分には無いものとしてのペニスの不思議さに惹かれるところはあるのではないかと思う。
残念ながら結局彼女とは40台半ばで離婚することになったが、20代の頃のリボン飾りが象徴するお互いの純粋さを共有したことは、別れた後の人生でもなにがしかの糧にはなっているだろう。
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