趣味は読書、桃色映画

今や、レンタルビデオは、DVDになり、ソフトさえ無くなり、ネットでパソコンやら、スマホ、タブレット端末で、映像だけを見ることが出来る。
僕が性に目覚める頃、まだ、ピンク映画館は、あちこちにあった。
余談だが、スコセッシの「タクシードライバー」では、意中の女性を主人公のトラビスが、ポルノ映画に連れて行って、ふられてしまう。
僕が、ピンク映画館に行くようになったのは、18歳を過ぎてから。
どの映画館も、場末というイメージは拭えない。ぴあ」の映画スケジュールにもちゃんと載っていた。さすが「ぴあ」。
美保純、寺島まゆみ、中川みず穂、可愛かずみ、白川和子他にも、無名なポルノ女優は、沢山いたし、俳優で、日活ロマンポルノに出ていた人も、何人もいる。
外国では、スタローンが、下積み時代ポルノ男優もやっていた。
まばらな男性客しかいない、ピンク映画館で、妙にトイレに立つのが恥ずかしかったのを覚えている。
やがて、ビデオが普及し、ポルノは密室で、個人的に楽しむものになった。
ピンク映画が、アダルトビデオに代わり、その中から飯島愛が、タレントとして成功したが、謎の死を遂げてしまった。
テレビ東京の深夜番組「怒りオヤジ」に及川奈央が出ていたが、最近見ない。
ピンク業界から、普通の芸能人に、下克上するのは、本当に大変のようだ。
も一つ余談だが、昔、学生の頃、友人と伊豆に遊びに行き、熱海に行った時、二人でストリップに入った。確か1500円で、安かったからだと思う。
出て来たのが、どうみても50代のオバサン。今考えると、化粧して50代に見えたのだから、実際は60くらい いっていたかも。
その、オバサンのストリップを見たのだが、胸は見せるが、最後まで見せない。10分くらい、適当に踊って終わり。
ぼったくりだと思ったが、あとの祭り。嫌な気分で、小屋を出た。
今から思えば、60代のアソコを見せられても、トラウマになってしまったかもしれない。
ぼったくりにあった話は、結構あるが、僕が本当に愚かだと暴露してしまうので、やめておく。