- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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16th Harumi Pier Part 12
2014年05月11日 21:54
コーラスなのか?
山びこなのか?
デュエットなのか?
こちらの女が桃色に染まった腰をくねらせて
愛液をシーツの上に
ボタボタと撒き散らすのと同じテンポで
淫語をわめき散らすと
声だけしか知らない隣室の女が
甲高いよがり声を張り上げ
負けじと快感を訴え続ける。
お互いがお互いを声で刺激しあい
お互いがお互いの声で高まりあっている。
男女の性器の俗称が交錯し
「イク」と『もっと』が
「まんこ」と『チンボ』が
「いやあ」と『いい』が
重なり合った。
これまでも乱交や複数カップルでの行為が
ないわけではなかったが
見えない男女と声を掛け合っての
経験ははじめてだった。
いわば声だけのスワッピングの様相だが
それはそれでイメージが膨らんで
快感が倍増し、持続した。
女は尻を高く掲げ
男はしゃがみこむような形で
背後からつきまくる。
さかりがついた犬のように
浅ましいカタチでつながる二人を鏡の中で
確認しあいながら
女はくねくねと円運動を
男はずぶずぶと直線運動を
しつこく繰り返す。
汗と
愛液と
唾液が
すでに淫らな文様が
しみこんだシーツの上に
新しいビジュアルをつくりあげてゆく。
滑らかな背中に浮かんだ汗が
天井のライトを映してぬめぬめと光る。
さっきまでさんざん舐めあげていた
つながった部分から
愛液を噴出させ
太ももに垂らしながら女がせがむ。
「ねえ。もっとちょうだい。」
「もっとわめきたい。」
「おまんこって叫ぶの。」
「叫びたいの。」
「そう。そう。そこよ。」
「ああ、いいの。いいの。」
「おまんこおおおお。」
そしてこちらにささやくのをやめて
隣室に呼びかけるようにシャウトする。
「いい。いい。そこ。そこお。」
「太いの。太いの。」
「ちんぼこ入れてええ。まんこに入れてえ。」
「あああああ。」
「ね。ね。イクよ。イクよおおお。」
「うわ。おまんこが、く・狂ううう。」
「いいのおおおお。」
その呼びかけに
甲高い声がはね返ってきた。
『やだ。やだ。そんなとこやだ。』
『いや。そこいや。まんこにいれてよお。』
『あ、あ、あ。でも、いいかも。』
『ね。ね。いいの。いいの。』
『お尻がいい。どうしてええ。』
『おまんこにもずんずんくる。』
『あ・あ・イク。イッテもいい?』
『イク。イク。お尻でイク。』
ここからデュエットになった。
「うわああああああ。」
『うわああああああ。』
そして、ほぼ同時に静かになる。
まだ射精前なのに
女たちだけが急速に駆け上がった。
硬いままの愛液まみれのペニスを
ずるりと抜きとると
少しだけメスのにおいが濃度を増した。
そして、またもぐったりと倒れこんで
肩で息をしながら
濡れそぼった桃色の挟間を
ヒクヒクさせている。
親指をしゃぶりながら…
隣室でもほぼ同じ状態なのだろう。
違いはおそらく
二つのペニスが差し込まれた先が
女性器か、アナルか、ぐらい。
同じように倒れこみながら
次の高まりに備えているのだろう。
嵐の埠頭で地面に転がりながら何度も達するという
すさまじいセックスをし、
その後は、モーテルの浴室で
放尿しながら達しまくり
いままた
隣室の声に発情しながら登りつめた。
解き放たれた女の欲情は
愛液とともに
しぶきとなって飛び散っている。
それは男には到底達し得ない
快楽の極地のようであった。
(続く)
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