関西弁で甘えられたい！

僕は関西弁、大好き。

その表情の豊かさでは、標準語は絶対勝てんわ。

東京時代、仕事しくじってボスに叱られた時、隣の部のタバコ友達のおっちゃん（関西人）に

「そんな落ち込まんでもええがなぁ。人間、間違うてこそ成長するのやで。今晩、おごってやるさかい、一緒に飲みに行こ」

なんて言われると、その語感の優しさに嬉し涙流したもんや。

隣の席の阪神沿線出身の超萌えな同僚が機嫌ええ時に話す関西弁も僕をとろかした。

関西弁が好きやさかい、海外に出ると決めた時、関西弁的な言葉の場所に行こと思うたほどや。

広東語は関西弁ぽいで。表情豊か。ぎゃーぎゃーやかましって言わとるけどな、人を慰める時のおっちゃんの優しい言葉や、女の子がいたずらっぽく上目遣いで男に接するときの言葉にぴったしや。

中国人は北京の言葉が一番美しい言うけど、ベッドの上であんなキンキン声聞かされたら、交感神経刺激されてもうて、萎えてまうわ。

逆にベッドの上で聞きたいんは、大阪から神戸にかけての女の子の、甘さいっぱいでいて、さわやかな感じのある関西弁。

そんな言葉で甘えられたら、副交感神経刺激されまくりで、いっぱいかあいがったげる気分になるやろな、と思う。

（京都の女の子と付きおうたことあるけど、そのコは僕とはベッドの上でも標準語。何だかタコ焼き買うたら、中にタコ入っとらんかったような残念な気分になった…）

僕の話す関西弁は、汎関西弁や。三重から大阪から京都から神戸から、その昔、僕を可愛がってくれた人の方言がごっちゃになっとぉ。（敢えて神戸弁ぽくしてみた。）せやから、どこの言葉でもあらへん。でも、関西人には嫌がられん不思議な言葉…