悪魔の飽食

あるフレンドさんが731部隊の話を読んで気分が悪くなった、というログを書いた。

で、わしはそれが森村誠一の創作、捏造であることを伝えたんやけど、

他の男たちが残したコメントを見てわしは絶句した。


曰く、戦争は人間を狂わせる。

曰く、部隊の上層部の一部は戦後、製薬会社の重役に納まった。


…



つまり、森村誠一の著書が事実、という前提でコメントしてる。


いや、これは重大な瑕疵ですわ。


ここにはそれ程の情報弱者はいないものと思っていたが…



「悪魔の飽食」は著者の森村自身がエビデンスの誤用、未確認情報を事実として扱ったことを認めており、とてもではないがルポルタージュや歴史の証言の資格を持つ著作ではない。



それを今でも知らない人がいること、


それ以上にこの手の情報に触れ、それを鵜呑みにするナイーブさを持つ人が多数いることに驚愕した。




我が国の言論空間の異常さを感じずに日々を過ごすことがどうして可能なのか。


旧軍、自衛隊＝悪、

共産主義国、特に中国＝正義、

韓国＝常に正しい。



この手の「報道」に接したら、まず疑ってかかるのが常識以前の態度でしょう。



それをしたり顔で「戦争は人間を狂わせる」とコメントする男達。



わしはゲッソリします。




しかし、デジの男だけやないんやろうなあ。


３年前には、現実に民主党のような詐欺師集団が政権を盗った訳やし。




あれだけ好き放題やって報道機関としては誰からも相手にされなくなった朝日新聞が今でも「新聞社」の看板で営業してる位やし…




こりゃ前途多難や。




目の前が暗くなった一件。





皆様はくれぐれも、その手の共産主義プロパガンダに騙され召さるな。