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悲しみ

2012年08月12日 22:13

悲しみは、ない方がイイが、そうもいかない。

悲しみの大部分は別れだろ、
死別、

親、子、愛する人、恋人

大切な人を失う、悲しみ。

誰にでもある、

しかし、時期が過ぎれば、回復する。
どんなに大事な人でも、悲しみを忘れるときが来る。
ヒトはそういうふうにできている。

うんで、また、行事で、思い出して、悲しみに耽る、
次の日にすっかり、忘れる。

上手くできてるもんだな、


ところがギッチョン、

悲しみから回復しない、できないモノもいる、

これを狂人という。

通常の悲しみは回復する、
うんだから、通常でない。

どういうことか?

たとえば、
能に隅田川がある、

都でわが子が人さらいに遭い、はるばる東国隅田川までたどり着いた、
そのとき母親は狂女になっていた、
狂女は船に乗せてくれるように頼むが、船頭は何かをしてくれといったら、
在原業平伊勢物語を吟じて、船頭はいたく感心して船に乗せた。

船頭は船のつれづれに、1年前対岸の川岸で亡くなった子供の話をした。
対岸について、1周期で子供の供養をしてくれと船頭は促すが、
狂女は降りようとしなかった。

船頭は聞くと、
狂女はそれは1年前から探し求めていたわが子だ、と言った。

船頭はイタク同情して狂女を墓塚のところに案内して、菩提を弔ったが、
狂女は1日がな1日中、念仏していると、わが子の亡霊が現れる。
亡霊であるため、母の抱擁はすり抜けて、悲しみはイヤが上にもます。

狂女は、ただただ、草むらに泣き伏すばかりだった。

悲しみが狂女にしているから、回復は無理だわな。

むろん、おまえは狂うことはないが、万が一狂ったとしたら、悲しみとともにあるだろう。


悲しみある女とは、知ってるか?
憂いを秘めた女、
薄倖の女
透き通るような女、

日陰の女
決して怒らない女、
笑わない女、
伏せ目がちな女

ま、おまえとは似ても似つかわない、女ってコトになる。

もっというと、テレビ映画に引っ張りだこになる、女だ。

悲しみは、
ヒトを狂わせる、

たいがい、回復するから、狂うことはない、

悲しみは
顔を歪ませる、

たいがい、回復するから、歪むことはない、

狂うとは、歪むとは、
心が狂う、心が歪む。


回復しないとは、心が心でなくなる。

心でなくなる?


心から感情がなくなる。

悲しいという感情がなくなることだ。

すべての色が真っ赤だったら、赤という色はなくなるだろ、
すべての色が真っ黒だったら、黒という色はなくなるだろ。

悲しみから回復しないしないとき、悲しみがなくなるときだ。

狂女は悲しみがない、


いつも笑っているおまえは、悲しみからほど遠い。
いつも悲しんでいるおまえは、悲しみからほど遠い。

ほど遠い悲しみにいるおまえは狂女にならないですんでいる。


狂人、別名、美人ともいう。

幽玄な美の世界に狂人は棲む。
幽玄な世界に美人喜怒哀楽が横溢している。

美人うつつな世界で、狂人と呼ばれている。

うつつな白黒の世界から、目も眩むような曼荼羅な世界、
幽玄な世界は20万色の色彩で溢れている。


美人になれないおまえは、12色のクレパスで悲しみを表現するしかない。

美人はわが子を求めて、幽玄を追いかける。



オレか、悪女魔女ムチでしならせると、アタマがから七色の虹が発生する、

ギャハハハ

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