ムダとダム

女に効率を求めてはならない、

たいがい男はこのことがわからない

効率は仕事やビジネスの世界だ。

しかし、女にこれを持ち込んではならない、
なぜならモノじゃないからだ、しかし、たいがい、効率を求める。

子供ある日常の家庭生活は効率でイイ、でないとたちまち、火の車だ。


ラブホテルで一番安いモノを選びたがる、やることは決まってる、
女の手前、一番安いのでは、ということでスタンダードに落ち着く、
心では一番安いのだ、
高かろうが安かろうが、やることは同じだ、
女がイクのに部屋は関係ない。

効率を求める、

うんで、一番安い部屋をとろうもなら、
女は次からこの男に、イクのに関係ないにしても、
すんなり股を緩めない、心がジャマする。

おまえも身に覚えあろう。

ステーキを食いに行く、
たいがい、当たり障りないその店特選の標準を選ぶ、
極上でないかぎり、たいしてどれも同じだ、
極上は値段がとびきりになる、ハナっから除外だ。

千円以上なら標準だ、以下なら女の不審を買う。
味に対して違いなどない、

効率を求める

うんで、500円のモノを注文しようモノなら、
それでも、女は次からこの男に、味は違いないにしても
すんなり股を緩めようとしない、心がジャマする。


寿司を食いに行く
誰だって、とろが美味いのに決まってる、
二切れで2千円、気取って、一貫ともいう
回る寿司ではそれだけで腹一杯になる。

子供たちに食わせる寿司は回転寿司は
すごく高率だ、
美味くて安い、
十分に寿司が堪能できる、
2人の子供が腹一杯食っても財布にそれほど響かない、
母親は、当然、回る寿司が常道だ。

しかし、母から女に変身すると
この常道が通用しない。

男はまづ、光りモノを奨める、サバが美味しいサンマが美味しい、
確かに美味い、異存はない、
次に、タコイカを奨める、女は喜ぶ、美味しい、
女は期待する、そろそろ、トロが。
男は講釈する、能書きを垂れる
脂ものは体によくない、不酸化脂肪が体にイイ、
うんで、トロは脂のコリ塊だ、

大トロじゃなくトロに、トロじゃなく赤身に、
女は喜ぶ、しかし、素直に喜べない。

効率を求める

カジキマグロも本マグロもマグロだ

待ちに待ったトロだ、

カジキマグロのトロがでると、ま、それなりに喜ぶが、
女は次から、この男にすんなり股を緩めなくなる、
心がジャマする。


ビジネスで効率は金科玉条であっても、恋愛では効率は犯罪だ。

主婦や、母から女に変身すると、凶暴になる。
効率は仇敵になる。
ムダと放縦が女の値打ちになる。

凶暴な女はクイーンを要求する。
クイーンとは贅沢とムダのかたまりだ。

日常のどこにでもいるつまらない主婦から情熱的な凶暴な女に変身している。

男はこれがわからない、

わからないから効率を求める。

女は白馬の王子とは言わないが、情熱な女をわかってほしい。

効率は情熱な女を否定する。

効率は心のムダを拒否する。

女はダムいっぱいのムダを大事にしたい。

ムダの正体、愛という。


効率でムダを否定された女の愛は、無駄に終わる。

効率、別な言い方で、気取って吝嗇ともいう。

ギャハハハ



オレか、悪女と魔女が一切のムダなく、効率よく責め立てる、
快楽がムダなく極限にいたる、
体がもたん
ギャハハハ