【お題日記】調教願望はありますか？

みなさん、おはようございます。マシェリです。

良いお天気の朝に、このお題で何かを書こうとするには明るい部屋では書けそうになく、またしてもカーテンをしめてしまいました。「犬じゃないんだから、調教なんて...」と考える私もいるのですが、せっかくだから自分のこととして書いてみようと思います。よろしければ、みなさん、おつきあいくださいませ。

調教というと、真っ先に思い出すのが犬へのそれです。昔飼っていた犬のジョン君を調教したのは私で、犬をしつけたのは後にも先にも今のところそれが最後です。食事のときにお預けをさせたり、散歩のときに待つことを教えたり、楽しいひと時ではありました。

調教をされたことがあるかというと、私にはありません。願望があるなしよりも、セックスの場で私を調教をしようと、したいと思った人がいたかは知りませんが、結果としてそうしようとした方はいませんでしたし、セックスにたいする観念が違うせいなのか、調教もへったくれも何もないと私は思っていました。大人の世界での作法と理解が足りないといわれてしまえばそれまでですね。ただ、一度はまるとはまってしまい、もうそれなしにはいられないたいそう甘美なものらしいというのは知っていました。「そんなこと考えたこともなかったのです。でも、あのように身体の動きを奪われてしまい、あの方の指が私の身体をまさぐりはじめられてしまうと、もうどうにも　...」という旨の体験談を読んだとき、なるほどそういう世界なのだと思いました。

「デブではげのあの爺なんて大嫌い。でもお金をくれて、部屋に入った途端服を脱げと強要されて、裸になったとたんに、デブのはげ爺の人が変るの。なんでこんな男なんかにって思うんだけれど、ダメなのよね、もう身体がいうこと聞いちゃって、ほんとに素直になっちゃうのあたしが...。彼じゃないとダメなのよ...」という風な例もあるだけに、嫌いなタイプの相手なのにその方の調教があまりにも上手すぎて、結局その方でないとダメなくらいにまではまってしまうという話しはよく聞きます。

愛する男になら、結局のところ、何をされても幸せなのだろうと思います。でも、私の場合は、相手を愛せないと楽しめないはずです。部屋に入るなりいきなりしばりあげられ、「さあ、気持ちが良いか、いってみろ」といわれても、それで感じるかどうかは、相手を私が愛しているかによるものでしょう。それに愛していたって、気分がのらないままでその気になれといわれても無理が生じることがあるはずです。生意気な女を単に貶めいれたいがために調教したがる男もいると聞くだけに、そのふたりの間に愛という観念があるかどうか、その観念をお互いが同じように理解し、わかちあっているかどうかで調教の世界に足を踏み入れるかどうかがかわるのではないでしょうか。

みなさんにおかれましては、いかがですか。

調教願望は、男性が女性にだけでなく、女性が男性を調教したいと思う人もいるかもしれないですね。私の場合はどうでしょう。それでもやっぱり、その方を愛してしまい、「調教してくれ」といわれてしまったら、してあげるのかもしれないです。愛してしまえば仕方がないから、これにつきます。この週末は調教について、しばし考察をしてみましょうか...。

マシェリ