【お題日記】エッチ中に会話してますか？

みなさん、おはようございます。マシェリです。このお題目を書くなら、今朝の関東地方のような明るい日差しのもとでは書きにくいきがし、今カーテンを閉めたところで、途端に薄暗くなりました。カーテンを閉めてまで何を書こうとしているのか自分でもわからないのですが、お時間のあるみなさん、よろしければどうぞおつきあいくださいませ。

さて、このお題目を改めて考えております。「エッチ中に会話しているか？」とは、エッチがなければ会話していたかどうかなど関係ないのですよね、では、そのエッチがいつだったのか？う、うーんと、えーと　...　土曜日はまだ９時前です、このお題目を夜９時以降読んでいたなら、「えーとねえ、それはねえええ　...」などと思い出せたかもしれないものの、明るい日差しの下では忘れてしまったままで、思い出せないような気がします。そこで、ここでは私が覚えている中でのことで、その中に会話があったのかどうかを焦点に、書き進めさせていただくことにします。

いっちばん最初に誰かと抱き合ったときに会話があったかと聞かれたら、それはなかったです。会話するほどの心境にはなれなかったのでしょうし、「そんな最中話してどーする」と思っていたわけではありませんが、正直なところはやはり余裕がありませんでした。男性にとっても同じように、女性にとっても初めての体験はやはり驚くことが多すぎて、女性の観点からしてみたら相手の男性が自分の身体に触る感覚にはじまり相手の身体の一部を自分の身体の中に受け入れるという経験は思いのほか劇的な印象があります。それだけに、お若いお嬢様方、ぜひ、的確な判断のもと、行動なさってくださいねとアドバイスしたくなるのは、中年女性の願いとしてまず聞き入れていただきたいものです。

その最中に会話があったかどうかとは、これまであまりなかったような記憶があります。互いにただもう相手に夢中で、話しているより単純に肉体で会話しているような気がしました。そして、そういう記憶があるせいか、「そういえばさ、○○はどうこうで、こうだとどうこうなの？」などと聞かれてしまったとしたら、たどりつきたいと願っていた観点、心境からいきなりひっぺがされた気がしてしまい、そうした会話に驚かされた後それでも相手の「何か」がとても素敵でびっくりしながらも新たに感じる感覚に酔いしれられるくらいならともかく、そうでないなら、もう「しらー」っとしてしまい、思わず時計を見てしまうような気持ちになることだろうと思います。想像だけでごめんなさい。だって、最近のことは、よくわからないもん。

例えば、男性、同性どうしでもよければ女性でも何でもよいのですが、その最中にどうしても話さなくてはいけない内容があるなら何だって話そうと思うことでしょう。でもその内容が、「あ、こんなに○○だった」とか、「うわあ、あれ、○○だったら○○だったのに。これってさ、どうなんだろうね」などと話しかけられた日には、たどりつこうとしていた心境から思いっきり離れたところの勘違い的な会話となってしまい、「男性のみなさん、女性もまた男性とは違うにせよデリケートでっせ。ちったあ考えておくんなまし！」的に考えて、その後に同じ状況を共に過ごそうとは思わないことでしょう。

エッチ中に会話しているかと私自身問われたら、「しないです」と答えるでしょう。「それは何故か？」と聞かれたら、そういう最中にまで話をしなければいけないほどの人とはそういう状況を一緒に過ごそうとは思わないということがまず第一番目のポイントです。誰かと会って、素敵なその方といざベッドまで行こうと思うなら、服を脱ぐ前に全部互いにどうして欲しいのか聞いておかなかなくては意味がないと思うのです。それが一度ではすまないだろうから、時間をかけて理解する必要はどうしても出てくるでしょうし、今日会って、「さあ行きましょう。でもお腹すいちゃうから食事もしようね」的では、何故に私がおつきあいするのかなと考え込まされてしまうのではないかとも思います。何だかげんんりしてしまって、「私でなくとも他に相手はいるのでは？」と思うなら、その方へ送り出してさしあげたいときっと願うことでしょう。

昔、「私、脱いでも、すごいんです」という台詞の宣伝を見たとき、「ああ、天晴れ！！！」とブラボーの拍手を送ったものでした。私は脱いでもすごくないです。すごかったなら、もっと違った人生をすごしていたことでしょう。でも、自分の身体をそまつに扱うことはしたことがないし、その観点から、意識の合わない方とは結婚前からずっと肉体的なご縁を持たないようにしています。「セックスする」とは、単に気持ちが良いだのどうこうといわれることより、自分の知らない相手の性的なエネルギーを含めて相手のその人となりを互いに理解する行為でもあると思います。寂しいからセックスしたい、つまんないからセックスして気分を高めたいという気持ちを「じゃかあしい！」などと一蹴する気にはなりません。それだけ性交が持つ力には人の気分をはじめ、体調を整えたりする作用がやはり含まれているからです。前のログに「媚薬は薬、効果は途切れるから興味は持たない」と書きました。媚薬を飲まなければ得られる効果など欲しくないというのが本音だからです。逆に、誰かがそれを飲ませてまで私を望む人はいませんでしたもん。

とはいえ、こういうこともあることでしょう。その相手が私に何かを話してき、「なあに、それ？」という風にノンシャランと答えないままでいたのにその方の○○が私の○○に触れて仮に驚くくらいの○○○○を感じてしまい、後はその方の問うことに全部言葉から身体から答えることになってしまうくらいだとしたら、このお題目は無粋です。その際にはあれこれ考えることなしに、おとなしく、なされるままでいることになり、「ああ、お願いだから、私のこういう姿を驚かないで」と願ってしまうことなのでしょう。

週末のまだ日が昇って３時間あまりに艶やかな話題を書いてしまいました。ああ、今日はどうしようかしらなどと思わずに、桜の花を愛でながら気を落ち着かせることにいたします。

みなさんにも、ぜひ、良い週末をお過ごしくださいね。

マシェリ