時代遅れの恋愛

時折表に出てみると、意外と若い女性とすれ違ったりする。
私からすると、皆まぶしいくらいに輝いている。
そんな時、ふと避けられてしまうのは気のせいだろうか。
私は思わず避けたくなってしまう人に見えるのだろうか。

基本的に私はルックス等に自信が無い。
着るもののセンスなども皆無に等しい。
そう思ってしまっているだけで、もう街中には溶け込むことができないのだ。

もちろんそんな私だから、自分から女性にアプローチしていくのは苦手だ。
だから私の恋愛には時間がかかる。
でもそんなことをしていると、脇から出てきた第三者にかっさらわれた経験も数知れず。。。

なかなか両思いまではこぎつけないものだ。

ネットの世界などを漂っていると、私と同じような男は随分と多い気もする。
もちろんその大半はきっと若くて、これからまだいくらでも出会いの機会はあるのだろうけれど。
私くらいの年齢になると、なかなか先細りは否めない。
それゆえに、余計に慎重になる。
悪循環だ。

エッチなことをしたければ、風俗にでも通えばいいのかもしれないが、やっぱりエッチも基本的には心がつながっていたいものだと思う。
先に気持ちありき。
そう思ってしまうこと自体が、すでに時代遅れなのかなぁ。。。

時代遅れの恋の形。
時代に合わせられるほど、器用にはできていないのだ。