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官能小説風体験談「白い花火」その5

2010年12月09日 01:36

官能小説風体験談「白い花火」その5

こんな夜中にこんばんは~ 長々と続いた体験談も今回と次回でクライマックス 今、次の体験談執筆中なので、お楽しみに~~ では、続きをどうぞ
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

 そんなことを言われても、身体が勝手に動くのだから仕方ない。
「じゃあ、いっぱい……気持ちよくして……」

 雄介は、返事の代わりに軽いキスをくれた。唇が離れた直後、動きを止めていた彼の腰が、一気に引かれる。その快感をゆっくり味わう間もなく、次の快感が私を襲った。引き抜かれた雄介のペニスが、突き上げるように私を貫く。
あぁ! あん……! すごっいぃ! やぁ……ん! きもち、イイよぉ!」
 彼の手が、椅子の座面に置かれていた私の足を掴んで、高く持ち上げていた。雄介が突き上げる激しさで身体が揺れ、椅子がぎしぎしと音を立てる。
「ぁあ……りおのなか、サイコー。とまんない……!」
「ああっ! や、ぁん! はげし、ぃよ……! 雄介のおちんちん、あん! あたるぅ……! きもちいぃとこ、ぁああっ! こすれるよぉ……!」
 身体の奥から、快感がせり上がってくる。二人の接合部から漏れる淫靡な音を聞きながら、お互いの絶頂が迫っているのがわかった。腰の動きが速くなり、ペニスが激しく出し入れされ、快感に細められた目が私を見つめる。
「……りお、りお! も、う……出る……っ!」
「イイよ! だして、いっぱい、……りおの、中に、だして!」
 二人揃って上げた絶頂の叫びは、また花火の音でかき消された。私の中に挿れたまま、だらりと身体を預けてくる雄介の腰に足を絡ませ、荒く息をつきながらセックスの余韻に浸る。私の中はまだひくひくと震え、彼のペニスを柔らかく包んでいた。

「……っ。雄介……」
 少しだけ小さくなったペニスが、私の中でまた大きくなっていた。狭い中を圧迫する快感に声が震える。
「こんなえろい身体を前にして、一回ですむわけ無いよ……」
 彼がずるりと腰を引くと、さっきまで私を突いていたペニスが外気に晒された。私の水と彼の精液でいやらしく光っている。それを見ただけで、またじんわりと快感が押し寄せた。
「りお、ちょっとここに膝立ちになってみて。あっちを向いて」
 いつの間にか、雄介が二脚の椅子をベランダの通り側に並べていた。にぃっと笑って、通りを指差す。彼の意図を一瞬で理解して、顔を真っ赤にさせるけれど、この疼く身体では抵抗なんかできない。私は小さく頷いてから、二脚の椅子の座面に、片方ずつ膝を乗せた。私の肩から下はパーティションが隠してくれる。さっき中に出された精液が、とろりと溢れ、太ももまで垂れていた。
「おしり、こっちの方に突き出して。うん、もっと。あー、そうそう、イイよ」
 雄介が楽しそうに指示を出す。するりと、彼の手がおしりを撫でた。
「んん……っ」
「そんなえろい顔してたら、エッチしてるのバレバレだよ?」
 そんなこと言ったって。と言おうとした瞬間、雄介がいきなり挿入してきた。
「んんんっ!」
 必死になって声を抑えるけれど、きっと私の顔は快感と興奮で上気した、切ない顔になっているから、彼の言う通りバレバレだ。濡れた視界でぼやける通りをのぞくと、相変わらず大勢の人で賑わっていた。何気なくこちらを見ている人たちが、みんな私を見ているような錯覚を起こす。
                  つづく……。

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