肌と肌

寒い季節になりました。

冬はいいですね。
肌と肌で暖めあえる。


あなたは私の上に重なり、ギュッと抱き寄せる。


目を合わせれば吸い込まれる。

高鳴る鼓動をききながら、肌をあらわにしていく。


ただ抱き合う抱けでも安心をもらい、

自然と唇を重ね合わせて行く。
はじめはぎこちなく、
唇の感触を確かめその柔らかさに更に求めあう。


舌を絡ませれば、身体は火照り互いの心が溶け合う。

お互いの体のぬくもりが高まるのを感じながら更に繋がって行く。

あなたの肌にはうっすらと汗をかき、私はそれを愛しく拭う。

また、深くつながる。

あなたは私の身体を深く突き上げ、
喜びの声がもれる。
恥ずかしいけれど自然とでてしまう。

二人の声は重なりペースをあげてゆく。

足が震え、止まらない。


腕枕の中、言葉を重ねてゆく。


時間が過ぎるのが惜しい。このまま繋がっていたい。
またいつ身体を暖めあえるか、現実に戻るのが怖い。

その痛みさえ幸せと感じれる


……冬っていいな。