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ウイスキー
2010年09月28日 02:36
では今回はウイスキーの種類について書いていこうと思います。
ウイスキーは中世の錬金術師が醸造酒を蒸留させた時、アクア・ビテ(生命の水)と呼んだことから始まったと言われます。
まあ、細かな説明は省いて、種類を書いていくとしましょう。
まずは、製法からくる3つのウイスキーの種類を書いておきます。
………モルト・ウイスキー
大麦麦芽だけを原料としてつくったウイスキー。
私が好きなのは「白州」というウイスキーです。
………グレーン・ウイスキー
穀物を9割使用したウイスキー。大体はトウモロコシです。
モルト・ウイスキーよりかは香味が少なめでしょうか。
………ブレンデッド・ウイスキー
モルト・ウイスキーとグレーン・ウイスキーの原酒をブレンドし、それをさらに加工したウイスキー。
互いの風味が混ざり合った、また新しい味です。
これらの製法とはまた違い、地方などで区別したウイスキーを書いていきます。
1、スコッチ・ウイスキー
イギリス北部、スコットランド地方で蒸留・熟成したウイスキーです。
これも上記の3つの製法があります。
2、アイリッシュ・ウイスキー
イギリスのブリテン島の西に位置する、アイルランド島でつくられるウイスキーを言います。
スコッチに比べてややまろやかだそうですが、それでも随分と強いです、ハイ。
アイリッシュに関しては製法の分類は聞いていません。
3、アメリカン・ウイスキー
アメリカのウイスキーですw
禁酒法にも負けず、ブームが訪れたそうですが。
ストレート・ウイスキーと、ストレート・バーボン・ウイスキー、ストレート・ライ・ウイスキー、ストレート・コーン・ウイスキーの製法があります。
樽の内面を焼いた樽で、最低2年貯蔵したものがストレート・ウイスキー。
焼くことで独特の風味が生れます。
ストレート・バーボン・ウイスキーはまず、トウモロコシと他の穀物を砕き、湧き水を加えてさらに麦芽を混ぜてもろみを作ります。
そこに酵母を加え発酵させ、内面を焦がした新樽で熟成。
アメリカのウイスキーの大半はこちらのストレート・バーボン・ウイスキーだそうです。
ちなみにサトウカエデの木炭の風味を加えると、
「テネシー・ウイスキー」となります。
上記の製法で、ライ麦を使ったものがストレート・ライ・ウイスキーです。
ストレート・コーン・ウイスキーはトウモロコシを主に使い、樽の内面を焼かずに熟成させます。
風味が柔らかいので飲みやすいでしょう。
他、ブレンデッドもあります。
これはストレート・ウイスキー同士をブレンドさせています。
4、カナディアン・ウイスキー
カナダのウイスキー。
フレーバリング・ウイスキーと、ベース・ウイスキーに分けられます。
フレーバリング・ウイスキーはライ麦を原料にトウモロコシや麦芽を加えて発酵させ、連続式蒸留機で蒸留。
ベース・ウイスキーはトウモロコシを主原料とし、少量の麦芽で糖化、発酵し、連続蒸留機で蒸留させ、94~95%のアルコールを得る。
この両者を樽で熟成したあと、ブレンドします。
走りで説明しましたが、好みは自分で見つけてみてください。
辛口、まろやか、いろいろありますけど。
僕もまだまだ勉強不足、がんばります。
次回は、ジンについて書きたいと思います。
長々と、ごめんなさい。
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