【妹ラブ留守編】来客その二

*ねーよ。正直一度はやってみたいよ、女の子複数との。お題のおかげさまで展開ずれます。おのれDCD。

全身を舌で洗われた挙げ句、それをシャワーで洗われて、いよいよベッドかという時にそれは鳴った。
ピンポーンピンポーン……「留守かな？(もじもじ)」
妹よ、お客様だぞ♪多分、友達ちゃんじゃないかな。
自慢ではないが、僕の知り合いに家にくる心当たりはないのだっ！
「はーい」
メイド服のまま、来客に応じる妹。
がちゃ
「あ……////」
妹と来客は同時に呆気にとられた。
来客は妹のメイド姿に
妹は来客が兄に用事の……女の子であることに。
「お兄～ちゃ～ん。お客様だよ～」
なかばからかうように妹は僕を呼ぶ。へえ、誰だろう……。
あ、委員長じゃないか。いらっしゃい。立ち話もなんだから、どうぞだ。
「うん。あたふたあたふた。お邪魔しまあす」
ひとよんで「ぽんこつ委員長」頭のネジが抜けてるような振る舞いのクラス委員長だ。
「実は夏休みの宿題教えて欲しくて……」
夏休み中盤なのにまだ終わってなかったのか、と言いかけて、そういやクラス委員長だった事に思い起こす。
良いよ。委員長忙しくて大変だったでしょ。
「うん。秋の学園祭の出し物も考えなきゃだし」
そんな事わざわざ委員長が考えなくてもいいけどな。案あるひと達が勝手に作ってくれるよ
「案が全くない場合もなきにしもあらずで…あたふた…」
残念ながら、メイド喫茶は1年がやるらしいぞ。
「な、なんだぁ……そうだったんだ！てっきり……////」
委員長の想像してた展開ではないと思うという嘘を返した。妹は巫女さんだったが！
「う～ん。じゃあ劇かな？ロミオ対ジュリエットとか」
却下！
実は1年のクラス出し物で「ツンデレラ」をやり、僕はそのツンデレラ姫をやったのだ。衣装(ドレス)が僕の部屋のタンスにあるのは内緒だ。
てか話題がずれてるぞ。
「勉強教えてくれるんだよね。ここでする？図書館でする？」
？なんか背後からゴゴゴゴ……という音が聞こえてくるような。

次回はどこでするべきか？例によって略。