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- 神奈川
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すべてのSEXは強姦である
2006年07月04日 17:37
なぁんて超インパクトある発言をした女性学者がいたっけ
誰だったかは忘れたけれど この発言をフッと思い出しました
「エロティカ」(1997年カナダ映画)
出演:ポーリーヌ・レアージュ(作家「O嬢の物語」)ベッティナ・ランス(写真家)アニー・スプリンクル(SEX産業歴25年のポルノスター 女優 映画製作者)ジャンヌ・ド・ベルグ(SM女王様 アラン・ロブ=グリエの妻)キャンディダ・ロイアル(女優 女性向けポルノ製作会社「femme」代表)アリーナ・レイエス(作家「肉屋」)
監督:マヤ・ガルス
「支配されたいという欲望は 男性だからとか女性だからとかいう根拠は何もないのです 定義もなければ ひとつのカテゴリーに納めることもできません」
ポーリーヌ・レアージュ
この作品は 性表現のタブーを変えてきた女性達にインタヴューした記録映画デス
中でも目玉は 1954年 まだ 女性に性欲があるという事自体 ふしだらで行儀の悪い行為だと偏見の眼差しで見られていた時代に 数々のサド・マゾ的な儀式を通して エロティシズムに目覚める女性の物語「O嬢の物語」を発表したポーリーヌ・レアージュへのインタヴュー
当時 匿名作家で 男性に対して女性の絶対的服従を描いたことから 著者は絶対に男性だろうと推測されていました(ポーリーヌって名前なのにねぇ^^;)
インタヴュー当時90歳を超えていたレアージュ
その後お亡くなりになったそうですが 「O嬢の物語」製作秘話がひじょ~~に興味深かったデス
なんでも その当時レアージュ40代
夫も子供も居たけれど 心から愛していた出版社社長が居て その男性の為に書いたとか
その時の想いを語りながら涙ぐむ姿がなんとも切なかったデス。。。
でも その男性に書いたって事は その男性はSM趣味だったってことでしょうか。。。
SM女王様ジャンヌ・ド・ベルグ
このヒトもSMを始めたきっかけが 旦那の趣味がSMだったから。。。
旦那アラン・ロブ=グリエ 有名な小説家 映画化もされていて「囚われ美女」「去年マリエンバードで」はワタシも知ってます
結婚当時 旦那に調教されていたとか
赤裸々な告白がなんともオモシロイ。。。
でも結局オンナが語る“性”は誰かに対する“愛情”がなければ語れないものなのかね。。。
それはそれで美しいけれど どこか未熟ささえも感じてしまいました
「私が時々空想するのは 男に無理やり犯され服従している自分の姿 恥ずべき夢だと思ってた でもすぐに開き直ったわ そして同じ趣味を持つ男性を探したの 気取らず安全な性行為を楽しんだわ そのうち私は卒業した
そんなファンタジーに憧れを抱かなくなったから」
キャンディダ・ロイアル
妙に共感できたこのコトバ。。。
空想する事 夢を抱く事 SEXに限らずそれは楽しい
でも 実現されてしまうとそれは“空想”や“夢”ではなくなってしまう
そうなった時にヒトは成長するし 他に“空想”や“夢”を求める
結局 ヒトは変わり続ける事でしか“生きる”事ができない生き物なんだよね。。。
この作品では“性”について10人の女性が語っている
いずれもみなさん カラダを張って“性”を体現してきたツワモノ揃い
そんな方々のインタヴューだからオモシロイけれど 正直 本日のログタイトル程 衝撃的なコトバはなかったです
「すべてのSEXは強姦である」
これもこれで一つの真理ではあると思う
だっていくら男女平等 男女対等の世の中になったとは言えども そんなの上っ面だけで 実際オンナはオトコに「入れられる」立場で オトコはオンナに「入れる」立場である心理状況なのは変わらないから
それを“強姦”というのは言いすぎかもしんないけれどネ。。。
このウラログへのコメント
うん!納得~SEXは男女関係なく互いの生命を裸という危険に晒しながら、本能の欲望に従うことですよね★
気持ちいいからやるの 受け身でやるから~
気持ちいい感覚ない人かね。
理性の解放ですよ。
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