4年という月日

「サッカー日本代表敗れました！！」

この一声を聞いたとき、どれだけの人間が
悲しんだ事でしょう。
残念な事に、我らが日本代表の冒険は一旦終了しました。

結果からすれば不完全燃焼。

でも一人の人間としてこの結果を見るならば

よくやってくれた！！

というのが今の偽わざる心境。


思えば4年前。

ジーコ元監督の時に大敗を喫した日本。

オシム前監督の時に少しだけ光明を見たものの、
氏が途中リタイアした事で
再び暗雲が立ち込めてしまいました。

そんな中での岡田監督就任。

ベスト４を目指す。

そんな夢みたいな事言って…。
世界の恥さらしじゃん！！

実際その通り、ベスト４とは程遠い結果を
出す日本代表。

散々痛い目に遭いまくった
私達のピュアなｗハート。

自然と辞めて欲しい、と外野は言い続けました。

思うにこの辞めて欲しい、という感情。

きっと私達の負の感情が爆発したものだったと
思うのです。

誰が恥さらしなのか？誰が責任を取るのか？
誰がプレーしているのか？

馬鹿にしていたのはそういう立場とは
縁遠いところにいる人たちでした。

書き込んでいた人間は悪口を書いていたとき、
悪魔の顔をしていたと思います。

そうして今、
彼らは手のひら返しで賞賛を贈っています。

心の中に棘を抱えたまま。



それにしてもこの成功は何が原因だったのか？

今こうしてある程度の成功を収めることが出来たのは
おそらく4年、という月日を越えて
思い続けてきた

勝ちたい！！という気持ち

これが全てだったと私は考えます。


表ログにも少し書いたのですが、

思い続けるという事は難しい事。

遠距離恋愛で恋人がバラバラになるのも、

大学試験で志望校に入れず他の大学に入っちゃうのも、

欲しいバックが買えずにお金を貯めてたら
いつの間にか夕食が豪華なディナーに変身してたのもｗ

根本は同じだと思うのです。


それが本当に私の欲しいものなのか？

何年経っても必要なものなのか？

それのために全てを投げ出す覚悟のあるものなのか？


そうやって我慢し続け、
手に入れたものは格別なものになるでしょう。


日本代表の場合、運よく4年間で手に入れることが
出来たのですが、

4年という歳月は小学校6年の生徒が高校生になるぐらいの
長く、大切な時間です。

日本代表はもしかするとベスト8に入れるチャンスを
金輪際逃してしまったのかもしれません。


でも思い返してみてください。


願いはかなえようとしない限り、行動しない限り
叶うはずもありません。

その馬鹿にされてしまった、失笑された、
あきらめろ、と諭された想い。

努力する事で少しは前進できるかも知れないのです。

そうして今の賞賛があります。


私も彼らの気持ちと行動、そして結果に
短いですが、心からお祝いしたいと思います。


おめでとう、日本代表！！！


私も負けられませんよね。





では、また。