- 名前
- 将太朗
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- 年齢
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- 新潟
- 自己紹介
- 裏は基本的に人間の裏面(心の問題や欲望)を メインテーマにしてます。 基本的には物思...
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終わりよければ
2010年07月15日 02:16
まだまだ引っ張るW杯ネタ。
多分今回が最終回になると思いますが、
とりあえずお付き合いください。
今回のW杯で一番目立ったのはタコのパウル君と
マラドーナ監督、そして審判だったような気がしますが、
一方で戦前にアレだけ騒がれていた
メッシ、Cロナウド、アンリ、Fトーレス、
ルーニー、そして中村俊などは
期待はずれの結果に終わってしまいました。
他人の期待に添えない、というのは
なかなか酷な話ですね。
賭け事をしてる人なら分かりますが、
ありとあらゆるデータで確勝である場合こそ、
落とし穴が待ち受けています。
そんな時、期待は一変して
罵倒、侮蔑、悲嘆、そして憎悪へと変わっていくのです。
賭け事では絶対にしてはいけない事があります。
それは他人任せにする事。
上手くいったときはいいですが、
失敗した時、必ず修羅場が起こります。
信じていいのは自分だけなんです。
それに対象となっている事象は
本人の人生ではないのです。
他人の尻馬に乗っているという事、
つまり他人に感謝するべき立場に
あると言う事はお忘れなく。
某国技のアレだって金を取り返そうとして
自らを墓穴に入れることとなってしまいました。
元々はしてはならない事だったんですから。
これは完全に晩節を汚してしまった
典型的例ですね。
一方タコのパウル君。
8連勝して一躍時の人?になりました。
でも外野は理由付けに必死ですね。
本来ならば8連勝したことは素直にすごい、
とびっくりすればいいだけなんです。
(確率的には1/256)
それを水族館の誰かが不正したとか、
タコは赤い色が好きだから当然だとか、
奴は某宗教の(クトゥ○フ神話)神とか、
どうでもいい尾ひれを付けすぎ。
素直に楽しい話題だったね、で
終わらせるべきだったと思います。
どうも世の中は単純に感動する事を毛嫌いする傾向が
あるようですね。
多分このパウル君が死んだ時
(あと1年ぐらいしか生きられないらしい)
ニュースになるのは必然でしょう。
食べられはしなかったけど、
ホルマリン漬けはありそう。
これは彼にとって幸せな事なのでしょうか?
せつないね…。
ひょっとするとW杯というのは
人が関わってはいけない魔境なのかも
知れません。
さて最後に力説させていただきましょう。
今回のW杯は楽しかったです。
日本が決勝トーナメントに出たことも
大きかったですが、
それよりも下馬評があまり役に立たなかった事が
勝負の世界の厳しさ、楽しさを
より一層際立たせてくれました。
頂点に立つには実力だけでなく、運の要素も
多分に含まれています。
弱者が強者を倒すジャイアントキリング、
強者が弱者を叩きのめす圧勝劇。
審判が世紀の大誤審を起し、
選手がPKを手で止めて勝ち上がる…。
その全てがサッカー。
その全てがフットボールなのです。
人はだからこそ彼らの生き様に
感動し、応援し、怒り狂う…。
上手くいかない人生そのもの。
だからこそまた見たくなる。
おそらくこれがこのスポーツの本質だと
おもいます。
魔境ではあるだろうけど、
人をこれだけ高揚させるスポーツも
他にないという事なのです。
次はブラジル大会。
きっとまた興奮と失望を
みせてくれるに違いありません。
楽しみにしてますよ。
今回のW杯の旅は私にとってはハッピーエンドでした。
またハッピーエンドを求めて
歩き出すことにします。
終わりよければ全てよし!
では、また。
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