【一日二度も…ミキティ“事件”の真相】

6月11日、「ミキティ」の愛称で男女問わず人気のタレント・藤本美貴（25）が、追突事故を起こしていたことが明らかになった。事故が起こったのは今月2日の午後7時過ぎ、東京都港区の表参道交差点付近で、誤って前方に停止していたタクシーに藤本の運転していた車が接触してしまったという。原因は、赤信号停止中に誤ってブレーキを緩めてしまったという藤本側の不注意。タクシーに乗客はおらず、運転手と藤本にもケガはなかったが、ここのところ芸能人の交通事故が相次いでおり、当分運転は控えたほうが良さそうだ。

　藤本は昨年4月頃から「車の免許が欲しい」と公言。有言実行で、10月に普通自動車第1種免許を取得していた。試験合格前に愛車メルセデスベンツ・Bクラスを購入し、免許取得後は運転を楽しむ様子をブログで報告していた。事故を起こした2日は、青山・表参道付近のアパレルショップで行われた洋服の新作展示会に愛車で赴いており、事故後と思われる深夜には「ここなんだろう？？」というタイトルで「表参道に　こんな建物見つけたよ　東京タワーじゃないよ」と、ある高層ビルの写真を添付した記事を更新していた。

　だが、その夜はまっすぐ帰宅したワケではなかったようだ。本日発売の「東京スポーツ」が、その後の"事件"を報じている。

　表参道での事故処理後、藤本は夫である庄司智春（34）と合流。品川区にあるカラオケ店に向かったという。二人でカラオケを楽しみ、会計に向かったのは翌3日午前1時半頃。すると、フロントで酔客に「お前、庄司だろ」などと絡まれ、庄司は尻を蹴り上げられてしまったというのだ。芸能人という立場を考慮してか、理不尽な暴力にもグッとこらえ、反撃せずにいた庄司だが、酔っ払いグループはさらに夫婦にからんできたため、110番通報。しかし、警察到着時にはすでに暴行をはたらいた酔客たちは退散していたという。事情聴取を受けた庄司は被害届を提出せず、この件は大事には至らなかった。この時、藤本がどんな様子でいたのかは明かされていない。

　藤本と言えば、2002年3月にソロ歌手としてデビュー後、モーニング娘。の一員としても活動していたが、当時から人一倍負けん気の強いことで有名だった。アイドルらしからぬエピソードも多々出回り、地元北海道ではヤンキーとして地域の不良を牛耳っていたというウワサもある、いわばアイドル界の"武闘派"。たとえば、モー娘。らと結成したフットサルチームの試合では、対戦相手に積極的にぶつかりにいくパワフルなプレーでチームに貢献していた。また、04年4月に放送された『めちゃ×2イケてるッ！』（フジテレビ系）では、プロデューサーであるつんく♂に対して不機嫌そうに「話が長い」と言い放つ度胸の持ち主なのである。さらに、ミュージカル公演の舞台袖で隠し録りされた音源が流出した際には「ちょっとウンコ出そう」というアイドルとは思えない発言も明らかに......。

　一部のファンは、こうした藤本の飾らない性格に心酔し、彼女が持ち歌「ロマンティック浮かれモード」をライブで歌う際、オープニングで土下座をし、サビ直前で「美貴様美貴様お仕置きキボンヌ!!」とコールするのが定番になっていた。

　このように、アイドル時代は突出した女帝ぶりが知れ渡っていた藤本。以前の彼女ならば、夫が酔っ払いにからまれた場面で黙ってはいられなかっただろう。しかし事件当夜、夫妻は反撃をせずに理不尽な酔客の行為に耐えていたというのだから、大人になったものである。あるいは、交通事故を起こした数時間後のこと、まだ藤本本人は意気消沈していたのかもしれない。

　それにしても一日に二度も警察の事情聴取を受けるとは、藤本にとって散々な厄日だったことだろう。

　（文＝メンズサイゾー：西原清彦）

【笹パンダ・コメント】

それにしても、災難って続くものですよね。

笹パンダも「今日は厄日だ(T.T)」と嘆いたこと多し。

藤本美貴さんって、けっこうサバサバした性格なんですね。

結婚後も、順調に仕事をこなしてますし、これからも活躍して欲しいものです。