あらしのよるに

草食系男子、肉食系女子、という言葉が
一人歩きしている現代。

本当に上記の通りなんでしょうか？

私は違うと思います。

男はいつの世の中でもスケベ。
それは変らない事実。

多分男性が女性以外に求めるものが
増えてきた事が原因だと思うのです。

例えばこんな事例があります。

某国家の地方都市のある地域で
1日大停電が起き、
インフラが大混乱したことがありました。
テレビも電話もネットも繋がりません。

夏の暑い時期だった上に
外は暴風雨…。
人は家の中にほぼ丸一日閉じ込められました。

半年後…。

病院の産婦人科は妊婦さんで
溢れかえっていたそうです（笑）

停電をきっかけに夫婦仲が改善した、
という報告も増えたそうで、
出生率の増加に悩むこの国家、
月に一度ぐらい停電の日があっても
いいんじゃないか、と
どこぞの学会で
真面目に討論されたそうで。

世の中はまだまだ平和なようです。



まあこの話は冗談も多少は
混じって入るようですが、
少し真面目な話をすると、
現代人は男女間の情事よりも
もっと個人的な事情を優先する
傾向が高くなっているのでしょう。

その上、相手の個人的問題に
干渉しにくくなってますからね。

無理に相手の懐に入ろうとすれば
セクハラ、パワハラ、アカハラといった
行為に受け止められかねないし、
そこまで行かなくても
引いた目で見られる。

傍にいて欲しいと思っても
素敵な異性は傍におらず、
仕方なしに代用品として
見つけたものは
家族であり、ペットであり、音楽であり、
趣味でした。

別に悪い事ではないとは思いますが、
私はそこにもう少し男女の愛情を
増やすべきじゃないかな、とも
思うんですけどね。

そう思う人はそれなりにいるようで、
困った事に（その手の人にとっては
うれしい事かも知れませんが…）
不倫が最近また多くなりつつあるそうで、
それは男女問わず増加傾向なのだとか。

見知った連れより
少しライトな、さりげない関係…。

そこに愛情が生まれるのでしたら
それは歓迎すべき事なのかも知れないけど
個人的な考えからすれば
現在の関係をもっと深化させたほうが
いいと思うんですけどね。


心と心が繋がるのは難しい。
だからといって一人で生きるのは
寂しすぎる。

草食系男子は世の中に絶望し、
肉食系女子は愛を求め続ける。

この二つの人間像。

諦めていない分だけ
私は肉食系女子を応援しますが、
少し微妙。

いつの世の中も
求め続けるものが勝者。

男もそういう人間たくさん居るんですよ。

草食系男子ではない将太朗の
心のつぶやきでした。



では、また。