嫉妬

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私は、ある音楽を中心とした掲示板にずっと書きこんでたんだ。すると貴女は、そこのトピ主（30歳女性）と会ってるんじゃないかと、疑ったね。

　まさか、冗談だろ？と私は笑って答えた。もちろん会ったこともないし、裏でコソコソやりとりしたこともない。

貴女はそこのトピに行ってもいいわよ、なんて言ってたけれど、結局わたしはそこに行かなくなった。間もなくそのトピそのものが消えてしまった。

　それからしばらくして、貴女は突然、某掲示板のトピ名をあげて、「あそこに書いてる○○というニックネームは貴方ね。私の秘密をばらして、楽しんでるよね。」と言い出した。

もちろん神に誓ってそんなことはしていない。私がそんな男だと思ってるのか、少し侮辱されたような嫌な気分だったが、笑ってそれは誤解だよと言い通した。

それから貴女は海外旅行に行ったね。でもその間でも掲示板を覗いていたんだろう。

ある日、突然のメールが海外から来た。
「○○という二人で立ち上げたトピに女性を呼び入れましたね。そして私のことを笑ってるんでしょう。前から貴方はそんな人だとうすうす思っていました。私をあざ笑って楽しいですか」と。

確かに勝手に他の女性が書き込みしていたけれど、私とは何のつながりも無いのに。

今まで、我慢してきたが、陰で人のことをあざ笑うような人間だと決めつけられた事に、私はブチ切れた。私はそういう表裏のある人間が大嫌いなのに、よりによってそういう人間だと決めつけられたんだ。


いつもは優しい男だけど、この時だけは心底怒りが湧いてきた。


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私は、大きな誤解であること。根拠もなくそんなことをいうのは妄想であること。
侮辱されたことが我慢ならないことをメールに書いた。

そして、海外でリゾートライフを楽しんでいる貴女に、その怒りと別れのメールを送り付けた。


今では、「冷たい人」というのが、貴女の私への評価なんだね。どうして？

嫉妬がもたらした妄想すれすれの誤解をしたのは貴女だ。

私の反応は間違っていたのか。もっと話し合うべきだったのか。仏の顔も三度までということで許すべきだったのかな。

わからない。楽しかった思い出と悲しく腹立たしい思い出が重なって蘇ってくる。
早く過去の事にしないとな


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　　　　　　　　　　　　　　　かぞえきれない雨

　　　　　　　　　　　　　　　　　憂歌団

https://www.youtube.com/watch?v=TDYMtbmpUzA



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