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~愛の交感~三回目のデート・その5①~

2009年08月22日 07:32

~愛の交感~三回目のデート・その5①~

今付き合っている彼氏への不満もあって、サイトを通じて、Lupinと出遭ったゆう子。彼氏への女としての罪悪感に苦しみ、一度はつきあいを断念した彼女だったが、生涯で一番自分を愛してくれた亡くなった彼氏の面影をLupinの中に見たゆう子は2回目のデートのあと、Lupinを受け入れる決断をした。

 お互い2回の短いデートで、キスを交わし、相性の予感を確認し、今日は3回目のデートである。

今日は朝から夕方まで時間がある。今日こそ二人は一つになる、そんな確信に近い予感を抱きながら、ゆう子は、約束の場所に現れた。夏らしい白と黒ストライプサマーセーターに白のパンツ。胸のふくらみがまぶしい。シルバーベンツステーションワゴンに乗り込み今日は、少し遠出することにした。

高速道路に車を走らせ、一気に県外にドライブだ。天気もいい、山の中を走り、やがて海が見える。流れる景色も気持ちがいい!日常を離れて、一刻も早く二人きりの世界に入りたい気持ちだ。車の中で何を話すともなく時間が過ぎ、カーナビの目的地に設定した、海の見えるリゾートホテルに着いた。

海を見下ろす高台にある、あまり大きくはないが、地中海風ののコテージの外観。海側には広いベランダが見える。駐車場で降りて建物の中に入ると、アジアエキゾチックな楽園の落ち着いた雰囲気だ。部屋に入り、窓側の大きなカーテンをあけると窓いっぱいに海と遠方に島が広がる。

日常を離れた、つかの間のリゾート気分だ。ベランダからしばらく気持ちの良い景色を見たあと二人は部屋の中に入ってソファに座った。

「やっとこれたね!」「そうだね」二人きりの部屋のソファで二人はゆっくりと確認するように唇を重ねた。粘膜がやわらかくてまとわり付いてくる。この感触が忘れられなくて、別れてもすぐに合いたくなる。これが求めていた粘膜の相性というやつだ。

 異性のとの粘膜と唾液を通じての性エネルギーの交換がこれほどの恍惚感を生むものなのか?不思議である。感触を確かめあうように舌を絡めあう。彼女は目を閉じたままだ。一旦、顔を離し、少ししてまた、強引に唇を奪うように又、顔を引き寄せる。そのたびに彼女は声にならぬような甘えた声をあげる。

「うぅ~ん」はずかしさとうれしさがまじったなまめかしい声である。その声に男の本能が刺激される。女の自然に発する、欲情サインに刺激されながら、理性の世界がしだいに遠ざかっていくのだ。

相性のいい唇の粘膜、人間のメスの発する恍惚欲情サインに導かれて、欲望は次の段階にひた走っていく。唇を吐息の刺激を何度も確かめながら、洋服の上からもわかるしっかりとした胸のふくらみに手を伸ばす。

肩越しから見えるブラウンキャミソール、ブルーのブラのラインの先から見える白いなまめかしい肌。未知の魅惑の丘陵への入り口である。肩にかかったブラとキャミソールの紐を片側だけはずし、白く光った肌、意外と華奢な肩にそっと唇を合わした。

近づけたのは唇の方だが、肌が吸い付いてくるようである。唇と肌の相性もぴったりだ!

服の上から胸に当てた手の力がだんだん大胆になってくる。彼女もじっと、息をこらえて身を任せている。また、思い出したように唇を合わせて二人はしだいに現実の世界から愛と恍惚の世界へ入っていく・・・。

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