神様

「政治」「宗教」「野球」は話のご法度と言われていますが、ウラログなので ちょっと書きます。

昨日 畑を使っていただいている方の車が、川の土手で脱輪して 身動きとれなくなりました。

そして 色々していたのですが…


近所の畑を借りている人の子供が、近くの弁天様にお願いしていました。

少し前に、弁天様は 川が氾濫しないように見守ってくれている神様と教えたので、川の水が増えて 車が流されないようにお願いしていました。


神様を信じない人もいるでしょうし、神様が 人間に対してしている罰なんだから、その罰を受けるのが当たり前と思う方もいるでしょう。

ある人が前に言っていました。

「宗教の神様なんて関係ない。
自然こそ神だ。」
と。

植物みんなが神様で、人は自分が神様だと思うようになって 植物達(神様)との会話をやめてしまった…
と。


昨日の 雑草との会話の話。

笑う人もいるかもしれませんが、職人というのは 物との会話。

それは 有機質だけでなく、無機質にも言える事だと思います。

ガラスや鉄を加工する人達は、ガラスや鉄と会話をして加工しているそうです。

それは 温度や湿度などの環境も含めての会話。

その会話をしなくなったら 良いものは出来ないと思います。

パン屋さんとかもそうですね。

菌との会話は、ようするに 温度や湿度との会話。


では 農家はどうでしょう？

雨が降らなければスプリンクラーで水をやり、害虫が出れば農薬で殺す。

野菜を早く収穫するために肥料を入れ、他の植物に負けないようにするために、野菜によっては 除草剤をまく。

これって植物との会話でしょうか？

確かに、収穫するための植物との会話は 一応できているかもしれません。

でも 自然との会話では無い気がします。



収穫する植物のために、他の草も 虫も 畑も無視する…

農家が１番会話をしなくてはいけないのは、畑だと思うんですけどね。