プレゼンのマジックあれこれ

まぁ、よくある話なので知ってる方が多いと思われますが・・・

荒れる青少年みたいな記事、昔よく見ましたね。

以前は、「年々、増加傾向にあります」なんてキャスターが言ってましたよね。
平成１０年あたりがピークで、今は減ってきていますが・・・
（警察ががんばってるのか、見えない犯罪が増えたのか！？）

でも、実はそれ以前、昭和４０年にはそれ以上の犯罪件数だったんですよ！（これ認識してる人は結構少ないんです。）

これは最近の犯罪の増加を報道したいが為に、’９０年以前を切ったグラフを放送するためです。

こんな感じで、情報には嘘は言ってないけど、発信者の意思に踊らされている事があるんですよ(^^;

余談ですが、近年５０～６０歳のお年寄りによる犯罪をよく聞きますが、この人達が正に昭和４０年台に未成年だった人です。つまり、昔から荒れた人達なので、当然の事だと言えます。


もう一つ。
よく政治家が
「欧米と比べて日本は消費税は低い！」とか
「諸外国に比べ、タバコ課税が低い！」から
この税金を引き上げ、諸外国並みにしないと良い政策ができないなんて理論を堂々と話してますが・・・

確かに出している資料は事実かもしれないけど、上と同じ匂いがしますよね。

つまり、ある一部分のみピックアップした意図ある資料！

例えば、高速道路、ガソリン課税や電話通信料は諸外国に比べてべらぼーに高い！（特に車関係はひどい）
高額な課税には言及しないで、低額な方だけで税率引き上げの議論しようだなんて、単なる「後付け理由を見つけました！」と言ってるようなものです。

ほんとは、条件・環境の違う諸外国と比べるなら、定量的ではなく、定性的な捉え方しないと意味ないよね・・・


・・・とまぁ、マスコミや会社のプレゼンでの資料には、必ず意思が存在します。
この意思に気付き、一連の事件・動きとつながった時、ちょっとした推理小説を読んだような満足感がありますよ(^0^)

でも最近の政治家は三文小説以下で、あまり面白みがないので、残念ですが・・・