- 名前
- 亜衣
- 性別
- ♀
- 年齢
- 37歳
- 住所
- 栃木
- 自己紹介
- はじめまして☆栃木在住の20歳、亜衣です♪♪楽しくHなチャットしてくれる人、わたしの...
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切ないアイの物語w♪vol.17天使
2006年04月06日 00:37
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西方くんが好き。。。
どうしてあんなヒドイことをしたのに好きかというと、
西方くんは、わたしの存在を真剣に受け止めてくれていたからだ。
いじめられ、ひとりぽっちのわたしのことも、
中絶をし、自分を殺人者と追い込むわたしも、
どんなわたしでも
西方くんは、受け止めてくれていた。。。
そのことは、ほんの一瞬の、甘い夢だったのかもしれない。
本当は、以前、西方くん本人の口から発された「傷物」とわたしのことを思っているのかもしれない。
でも、
わたしにとって、西方くんの存在は、
ダメになったわたしを救ってくれた、“救世主”なのだ。
本気で好きになった人を忘れることなんて、
そう簡単にはできないと思う。。。
本気で好きになった人が、
自分に対して、どんなにヒドイことをしようとも、わたしはそれを振り切ることができなかった。。。
だからこうして、西方くんの部屋にいる。
西方くんは、わたしに触れてさえこなかった。
ただ、わたしが学校に行かなかった間の出来事を話したりしていた。
わたしはそれを黙って聞いていた。
「亜衣はさ、なにやってたの?」
西方くんが聞いてきた。
「学校に来なかった間、ずっとなにやってたの?」
「デリヘル」
わたしは即答した。
西方くんは“デリヘル”という言葉を知らなかった。
そこでわたしは『デリバリーヘルス』のお仕事について、簡単に説明をした。
しばらく西方くんはなにも言わなかった。
しかし、その表情は、次第に曇り始めていった。
「亜衣は、純粋すぎだよ」
呟いた。
西方くんに言わせてみれば、
わたしは自分を捨てるために“デリヘル”をはじめたと答えたが、
それは間違っているとのこと。
「亜衣の本当の姿を知ってるから、辛い」
「わたしの本当の姿ってなに?」
「素直なところ」
西方くんの口調は寂しそうだった。
「黙っていれば子供をおろしたことなんかわからなかったのに、お前は俺に泣きながら話した。
教室でもいつもひとりで仏頂面していたのに、仲良くなったら、俺には笑顔を見せてくれた。
お前は、素直で純粋すぎる・・・」
少し間をおいてから、西方くんが言った。
「亜衣は天使だと思った」
わたしは無意識に自分の唇を噛み、いつの間にか口の中に血の味が広がった。
西方くんはわたしを優しく抱きしめ、髪を撫でてくれた。
このとき、西方くんには彼女ができていた。
だから、もう、わたしは本当に意味のない存在となっていた。
でも、、、
デリヘルはやめよう。
終業式の日に見た、甘い夢を壊したくないから、
だからデリヘルをやめる。
わたしは逃げるんじゃない。
今度からは、立ち向かうことにする。
大好きな西方くん、わたしの“救世主”を、わたしは裏切らない。
そして、いま
わたしは生きている――
中絶手術を通し、自殺未遂をたくさん繰り返した。
いまでも手首には、無数の傷跡が残っている。
心に残った傷は、きっといつの日か、
手首の傷のように薄くなるはずだから・・・。
わたしがこうやって、パソコンにむかっているのも、
バイトが楽しくて仕方ないのも、
もうすぐ始まる新学期が待ち遠しいのも、
すべて
生きているからなのかな――
幸せになるのは、生きているヒトだけの特権。
わたしもいつか必ず、その特権を自分で掴み取ってみせる!!
『切ないアイの物語』 完結
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長かった。。。。
結局、なんのログだったんだろうね?(^^;;
vol.1から全部読んでくれた人、いるのかな??
いたら、すっごく嬉しいんだけどぉww
これからも、こんな亜衣と仲良くしてください☆
今日の落書きは、FF10−2(?)『ティーダ&ユウナ』です
再開して、幸せになった二人・・・・愛があるSEXって、こんなのかな?♪
このウラログへのコメント
すべてしっかり拝見させていただきました。
このログはあなたの歴史と気持ちの整理だと思います。
おはよ。全部読んでました^^
亜衣が、今日のログ読んで前向きであるとわかって安心しました^^
『アイ物』感動だよぉ(;_;)
亜衣ちゃんが幸せになりますよぉに☆
映画にしたいくらい、感動☆
もうアイは幸せだと思うよ。
長いのにがんばったね
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