宇都宮・・・

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今日で宇都宮の生活が終わる・・・

彼が言う・・・

宇都宮で会った日に・・・

『最後にする？』

わたしは黙ってうなづいた・・・


彼がキスをする・・・

体にスイッチが入る・・・

あなたの人形が動き出す・・・

いつものようにキス・・・

指が体を優しくたどりだす・・・

「んっ・・・」

もう体は・・・

煮え始めている・・・

唇に当てられた指が・・・

口の中に入ってくる・・・

それは嘘だね・・・

わたしが咥えた・・・


ちゅぱっちゅっぱ


わたしの舌が指を舐める音・・・

『どこまで声を殺せるかだね』

・・・

なに・・・？

あ、そっか・・・

ここの壁・・・厚くない・・・

聞こえちゃうか・・・

「あう・・・」

そう言いながら容赦ない・・・

体がくねくねと動き出す・・・

嬉しいよね・・・

確実にあなたの望みが・・・

わたしの体に刻まれてる・・・

「ぅぅ・・・」

指がクリを撫でる・・・

声が出ちゃう・・・

口をおさえて・・・

声を抑える・・・

そのせいかいつもより・・・

感じてるかも・・・

指がわたしの中に・・・

自分から腰を動かして・・・

「中で・・・」

わかってる・・・

自分で気持ちいいとこに・・・

「ねえ・・・き・・・」

言う前にキス・・・

わかってるの・・・？

それともそんな顔してる・・・？



「だめ・・・いく・・・」

小さな声とは反対に・・・

腰を浮かせて大きく・・・　いく



「はぁ・・・はぁ・・・」



そして彼のが入ってくる・・・

しがみつくようにして・・・

体に口を押し付け・・・

声を抑える・・・


「　　　　　　　」


だめ・・・！

限界・・・！

「あああああ・・・」

声が出る・・・

隣に聞こえたかも・・・

でも・・・　どうでもいい・・・

抱えあげられ・・・

わたしが上に・・・

「はぁ・・・気持ちいい・・・」

彼の動きに合わせるように・・・

それともあなたが合わせてくれてる・・・？



すごく気持ちいい・・・



「い・・・いや・・・いく・・・」



二回目・・・



そしてあなたが上に・・・



「ああ・・・いい・・・だめ・・・」



どうせ・・・

明日はここにはいないんだ・・・



「ああん・・・あ・・・」



彼のが中に広がる・・・



わたしはそれを感じながら・・・



この一年半を思い出していた・・・



心の中でつぶやいてみた



ば～か・・・

二度と会いたくないよ・・・お前には



カラオケさん・・・

ごめんね・・・

最後に出来なかったね・・・



そして　宇都宮



　　　　　　　　　　　　　　　　　 　・・・さよなら