ﾊﾗｽﾒﾝﾄ･･･余談　アホマスゴミ

（オモテの続き）

「Ｃさん、アホマスゴミはその話で私達の意識を引っ張るつもりです。話がそっちに流れていくのを期待しているんでしょう」



『え、話がそっちに流れるのを期待？』
Ｃさんは一瞬、きょとんとした表情で聞きなおしされた。



「Ａ氏に来たメールはおそらくアホマスゴミ自身が出したものでしょう。話が唐突すぎます。
■■ちゃんとの関係なんておそらく虚言です。
アホマスゴミの、恐喝未遂事件から話を遠ざけるためのデッチアゲでしょう。デッチアゲだから本人にとっても痛くも痒くもない。
誰かに会わせて欲しいとか電話が欲しいとか言われたら、
最近またどっか行っちゃったからわからない、ととぼければよいだけの話です。
実際■■ちゃんを知っている人ならわかると思うけど、
彼女は言動がクルクル変わるから、
急に誰かを好きになって付きまとっても、
急に気が変わって離れても不思議でもなんでもない」



Ｃさんは、はっとしたような表情で、両手をぱしっと合わせた。
『そーか！』



（続く）